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荒れるはずの名物ハンデ重賞は、今年は荒れなかった。クリストフ・ルメール(44)=栗・フリー=騎乗でハンデ56キロのローシャムパークが、函館記念では4年ぶりとなる1番人気V。サマー2000シリーズ第2戦を制した。今後は札幌記念(8月20日、札幌、GⅡ、芝2000メートル)を含め、慎重にローテーションが決められる。2着に4番人気ルビーカサブランカ、3着に2番人気のブローザホーンが入った。
◇
56キロのハンデでは軽すぎたのか!? 2馬身差をつける圧勝でローシャムパークが重賞初勝利。前日の雨が上がり、晴れ間が広がる函館で、ルメール騎手はゴールの瞬間に左拳をグッと握って雄たけびをあげた。
「すごくいいパフォーマンスでした。4歳ですけど、大きな馬ですからだんだん強くなってきました。まだ伸びしろがあります」
函館記念初Vのジョッキーは興奮冷めやらぬ様子で汗をぬぐった。五分のスタートから道中は中団を追走。4コーナーで追い出されると、抜群の反応で外から進出し、内をすくうように立ち回った2、3着馬を外から差し切る横綱相撲だ。開催最終日に加え、土曜の雨で馬場は稍重とタフだったが、それをものともしない圧勝劇。田中博調教師は「非常にいい内容でした。選択肢が広がりましたし、収穫のあるレースでしたね」と手応えを口にした。
デビュー前から素質を高く評価されてきたが、3歳時に皐月賞前日の中山で行われた山藤賞が陣営の期待を決定づけた。「このときの(7馬身差の)勝ちっぷりがかなり強烈だったので、小回りは合うと思いました。通過点としてローカル重賞を取れる感覚は抱きましたね」と指揮官は振り返る。セントライト記念3着はあるものの、晩成型でクラシック戦線には乗れず。それでも無理せずに成長を促しながら一歩ずつ階段を上がり、思い描いた通りに重賞ウイナーの座へと上り詰めた。
今後は札幌記念も含めて慎重にローテーションが検討される。調教師は「ここが一つの通過点。もっと上を目指します」と秋の大舞台を見すえている。北の大地で勲章を手にした良血ローシャムパーク。遅れてきた大器は、この先、どこまでも強くなっていく。
■ローシャムパーク 父ハービンジャー、母レネットグルーヴ、母の父キングカメハメハ。鹿毛の牡4歳。美浦・田中博康厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績9戦5勝。獲得賞金1億1019万7000円。重賞は初勝利。函館記念は田中博康調教師、クリストフ・ルメール騎手ともに初勝利。馬名は「イギリスの風景式庭園」。
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