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【馬齢】
2013年以降(過去10年)の大まかな馬齢別成績は、4歳【4.1.1.19】、5歳【4.4.4.24】、6歳【2.1.2.25】、7歳以上【0.4.3.60】。4~6歳勢が主力を形成している。なお、7歳以上の2着馬4頭は、JRA・G1 2着以内歴または地方の交流G1で優勝経験があった点で共通する。この条件を満たすベテラン馬には相応の警戒をするべきかもしれない。
(減点対象馬)
①ジャスパープリンス ⑤オーヴェルニュ ⑪ソリストサンダー ⑭ヘリオス ⑯ケイアイターコイズ
【性別】
2013年以降の性別成績を検証すると、牡・せん馬【10.10.9.118】、牝馬【0.0.1.10】。サンプル数の違いがあるとはいえ、傾向的に牝馬は連対(2着以内)候補として推しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
⑨ショウナンナデシコ ⑬スピーディキック
【所属】
2013年以降の所属別成績を確認すると、地方は【0.0.0.8】と劣勢。JRAの東西別では、美浦【3.1.0.20】、栗東【7.9.10.100】となっており、出走頭数の違いを考慮すれば決定的な偏りはない。ただし、美浦勢の好走(3着以内)は、東京のダート重賞で勝利経験があった馬に限られる。覚えておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
③ケンシンコウ ⑧アドマイヤルプス ⑬スピーディキック
【前走距離】
2013年以降の1~3着馬延べ30頭の前走を距離で分けると、ダート1400m、ダート1600m、ダート1800m、ダート2000m、ダート2100mの5通りに集約される。これ以外のステップで臨む馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
②シャールズスパイト ⑮レッドルゼル ⑯ケイアイターコイズ
【前走着順】
2013年以降の3着以内馬延べ30頭のうち21頭は前走の着順が5着以内。残りの9頭はいずれも前走から距離短縮で臨んだ馬だった。前走で掲示板を逃していた同距離・距離延長組は、分が悪いとみて間違いないだろう。
(減点対象馬)
①ジャスパープリンス ③ケンシンコウ ⑧アドマイヤルプス ⑩テイエムサウスダン ⑪ソリストサンダー ⑫セキフウ ⑭ヘリオス
【重賞実績】
2013年以降の1~2着馬延べ20頭の重賞戦績(グレード競走のみ・NARの地区重賞は含まない)を掘り下げると、1600m以上での重賞1着歴を持つ馬は18頭を数え、例外の2頭にしてもマイル重賞で5着以内の実績があった。重賞で掲示板を確保した経験がない馬や、重賞での5着以内歴が1600m未満の距離に偏っている馬は、評価を控えめにしたい。
(減点対象馬)
①ジャスパープリンス ⑧アドマイヤルプス ⑯ケイアイターコイズ
【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、④ドライスタウト、⑥メイショウハリオ、⑦レモンポップの3頭。
最上位には⑦レモンポップを挙げたい。2013年以降、根岸S1着から臨む6歳以下の馬は【3.1.1.2】の好パフォーマンス。本馬自身、東京ダートで【7.1.0.0】という抜群の成績を収めていることも強調材料だ。
過去10年【4.1.1.12】の外国産馬に該当する、④ドライスタウトを2番手評価。過去10年【0.2.0.3】の前年帝王賞1着馬に当てはまる、⑥メイショウハリオもぞんざいには扱えないだろう。
<注目馬>
⑦レモンポップ ④ドライスタウト ⑥メイショウハリオ
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