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【武蔵野S】紅一点ギルデッドミラーがゴール前で差し切って重賞初勝利!

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【武蔵野S】紅一点ギルデッドミラーがゴール前で差し切って重賞初勝利!

11月12日の東京11Rで行われた「第27回武蔵野ステークス」(3歳以上オープン、GⅢ、ダート1600メートル、別定、16頭立て、1着賞金=4000万円)は、三浦皇成騎手の2番人気ギルデッドミラー(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)がゴール寸前で差し切ってV。重賞初勝利を飾るとともに、チャンピオンズカップ(12月4日、中京、GI、ダート1800メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分35秒6(良)。

ハナ差の2着は圧倒的人気を集めたレモンポップ。さらに半馬身差の3着に逃げたバスラットレオン(7番人気)が入った。

レースはバスラットレオンが好スタートからハナを奪い、マイペースの逃げ。アドマイヤルプスが2番手に続き、人気のレモンポップは外に出して3番手を追走した。直線に向いてからもバスラットレオンは軽快に逃げたが、一歩ずつ差を詰めるレモンポップが捕らえたところに、大外から鋭く追い込んだギルデッドミラーが並びかけてゴール。最後はわずかにハナ差、ギルデッドミラーが差し切った。

三浦皇成騎手(1着 ギルデッドミラー)「ゴールしてもどっちが勝ったか分からなかったですけど、よく一番苦しいところでもうひと伸びしてくれました。馬に感謝しかないです。レモンポップを目標にということは決めていたことですし、位置を取りに行ったぶん一瞬折り合いを欠くところがありましたけど、すぐ我慢がきいてくれました。この馬に携わってくれた人のおかげだと思っています。僕はダートに替わってからしか乗っていないですが、初めてダートでまたがった時からこれは一つ違うなという気持ちがあったので、こんなに早く重賞を勝てて良かったです。まずは無事に行ってほしいと思います」


武蔵野Sを勝ったギルデッドミラーは、父オルフェーヴル、母タイタンクイーン、母の父Tiznowという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は21戦4勝。重賞初勝利。武蔵野S松永幹夫調教師が初勝利で、三浦皇成騎手は2017年インカンテーションに次いで2勝目。



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