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エリザベス女王杯の出走馬が10日、確定した。来年2月に定年を迎える五十嵐忠男調教師(70)=栗=が、ウインマイティーで17年ぶりのGⅠ制覇を狙う。年間のJRA重賞3勝は開業29年目にして最多で、もう1つ大きなタイトルを加えてみせる。
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17年ぶりのGⅠ制覇へ、機は熟した。ウインマイティーと臨む最後のエリザベス女王杯。10日朝の様子を確認した五十嵐調教師は、穏やかな口調で切り出した。
「いつも通りのメニューで、ここまで順調にこられた。あとはやれることをやって、無事に出走させるだけだね」
今年は京都HJ(タガノエスプレッソ)、マーメイドS(ウインマイティー)、CBC賞(テイエムスパーダ)で重賞3勝をマーク。JRA重賞の年間3勝は、1994年の開業以来初めてだ。その中でもマイティーでの勝利はひと味違った。
一昨年のオークスで、のちの3冠牝馬デアリングタクトの3着。重賞タイトルを意識できる素材だったが、秋華賞で激しくもまれた競馬がトラウマになり、馬を怖がるように。密集率が高い坂路や角馬場での調教ができなくなった。それでも復活を信じて比較的、頭数が少ないポリトラックでの追い切り、プール調教を取り入れた。試行錯誤の末、5歳を迎えて不振を脱したのが、6月のマーメイドS制覇だった。担当の柴田助手は「最近は怖がる面も全く見せず、逆に闘争心が出てきました。期待以上の状態ですよ」と目を細める。
五十嵐調教師は「1年で重賞を3つ勝たせてもらえただけでも十分なくらいなのに、まだ勝つチャンスをくれた。能力があると信じてやってきて、ようやく実を結んできたこの馬でGⅠを勝てば、ドラマがあるね」と笑顔で結んだ。
2009年に12番人気のテイエムプリキュアで臨み、勝った11番人気のクィーンスプマンテと2頭で後続を離す先行策で2着。3連単154万超馬券を演出した。狙うは、そのプリキュアで制した05年の阪神JF以来となるGⅠ2勝目だ。来年2月に定年引退するトレーナーは、9日に70歳になった。ウインマイティーが新女王に輝けば、これ以上のプレゼントはない。(丸橋正宣)
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