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「物凄い脚だ!物凄い脚だ!来たぞ来たぞ来たぞ!シンボリ来た!シンボリ来た!しかし外からゴールドウェイだ!外からゴールドウェイ! シンボリが先頭に立った!シンボリが先頭に立った!大歓声だ!大歓声だ京都競馬場!赤い大輪が薄曇りの京都競馬場に大きく咲いた!! 3冠馬8戦8勝!わが国競馬史上、不滅の大記録が達成されました、京都競馬場!」
シンボリルドルフが無敗の3冠馬となった瞬間の杉本清アナウンサーの実況だ。
「一番外から、一番外からディープインパクト! ムチが入った武豊!捕らえた!捕らえた!捕らえました!あと100m!アドマイヤジャパン粘る!しかし先頭はディープインパクトだ!世界のホースマンよ見てくれ!これが日本近代競馬の結晶だ! ディープインパクト~!!大外から足音も軽やかにディープインパクトと武豊!3冠達成! 勝ち時計は3分4秒6!実に21年ぶり、シンボリルドルフ以来、無敗の3冠馬の誕生であります!」
こちらはディープインパクトが無敗3冠を達成した時の馬場鉄志アナウンサーの実況。
いつこの格言を使うか迷っていた。今ぞその時、というわけでもないのだが、今週メインの神戸新聞杯が中京に移ったのは2年前。しかも距離は従来の2400mから2200mという微妙な短縮を伴い、もはや現存する神戸新聞杯の格言が当てはまるとも思えないので、思い切って菊花賞を含めたクラシックの格言に乗ってみる。
曰く「クラシックは負けなしから」。
クラシックを予想する時の私のルーティン。それはまず無敗馬をチェックすることだ。2歳新馬から日本ダービーまでは毎回欠かさず行うが、無敗馬の馬柱ほどワクワクするものはない。人間社会では挫折や失敗があちこちに転がり、そういう挫折や失敗の数こそヒトを強くする。それは確かなことで、負けたことが無い人間など存在しないし、もし仮にいても何の魅力もないだろう。しかし競走馬は違う。無敗のサラブレッドはいつの時代でも競馬を見る者全ての憧れであり、崇拝の対象だ。
生涯無敗という馬は更に少なく、競馬ファンを40年やっている私でさえ4戦4勝のフジキセキとアグネスタキオンを知るのみだ。前述のシンボリルドルフやディープインパクトでさえ引退まで勝ち続けることは叶わなかった。
競走馬は負けることで相対的な評価が決まる。モノサシという表現があるが、文字通り負かされた馬の成績や他馬との比較から力関係を推測できるからだ。だが、負けたことのない馬はこのモノサシがないため、どこまで強いかが分からない。その秘めた可能性に競馬ファンは夢を見るのだ。
パラレルヴィジョンは2戦2勝。ジックリ調整してデビューした過程も悪くないし、使われたレースも中山、東京の芝2000mと一流馬のそれを匂わせる。レースではかかることなく堂々と構え、追われてからの反応と伸びはかなりのものだ。引退まで無敗、とまで言わないのでせめてトライアルまで勝ち切ってくれないか。
(文:のら~り)
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