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3歳世代の頂点を決める日本ダービーが29日、東京競馬場で行われる。歴代最多の5勝を挙げている武豊騎手(53)=栗東・フリー=は、昨年の最優秀2歳牡馬ドウデュース(栗東・友道康夫厩舎)で参戦。皐月賞3着からの逆転Vに意欲を燃やしている。また、武豊騎手と親交の深い元フジテレビアナウンサーの福原直英が、飽くなき向上心で挑むレジェンドについて綴った。
今年も、心躍るレースがやってくる。ホースマンの誰もが憧れる日本ダービー。競馬の祭典を前に、歴代最多の5勝を誇る武豊騎手が熱い思いを口にする。
「久しぶりにダービーのお立ち台に立ちたいですね。毎年楽しみだし、有力馬で出られますから。一番、僕が期待していますよ」
コンビを組むドウデュースは昨年、無傷の3連勝で朝日杯FSを制覇。JRA賞・最優秀2歳牡馬に輝いた。年明け初戦の弥生賞ディープインパクト記念2着から挑んだ前走の皐月賞は、1番人気で3着に敗退。だが、大外を回りながらもメンバー最速となる上がり3ハロン33秒8の末脚で追い込んだレースぶりには、少なからず収穫があった。
「距離に対しての不安はないですね。落ち着きがあるし、ここ2戦は2000メートルで走っていますから。特に、前走は『2400メートルでもいけるな』という手応えがありました。走り方がピッチで回転が速いから、距離がどうかなと先入観を持っていたけど、持ちすぎていましたね」と逆転Vへの意欲をのぞかせる。
ドウデュースの長所は?との問いに「足が速いッス」と笑わせる名手は、18日の右回りの栗東CWコースで1週前追い切りにも騎乗(6ハロン79秒6―11秒2)。デビューから手綱を取り続けている感触から、左回りの東京コースを歓迎する。
「どちらかというと右手前(※)が好きな馬。その点、左回りだと直線を好きな右手前で走れますから。(右回りの)皐月賞はずっと手前が替わらなかったし、追い切りの動きもそうでした。そのあたりはプラスに出るんじゃないかな」と分析。トップスピードになる最後の直線を得意の右手前で走れば、持ち味である末脚の威力が増す。実際、東京コースは昨秋のアイビーSを勝利。初の東京2400メートルにも自信を持って臨む。
自身は今年で36年目、33度目のダービー参戦。53歳2カ月15日での勝利となれば、増沢末夫元騎手(1986年ダイナガリバー)が持つ48歳7カ月6日のダービー最年長勝利記録を更新する。
「20代、30代、40代と勝ってきているんでね。50代も勝ちたいです。今年のメンバーのレベルは高いと思います。その中でも勝つチャンスのある一頭。このチャンスを大事にしたいです。(ダービーを5勝しても)まだ足りませんよ」と貪欲に勝利を目指す。
輝きを放ち続けるスーパースター。2013年キズナ以来、6度目の日本ダービー制覇へ―。夢は何度でもかなえる。
※手前 馬が走るときに右前脚の着地点が左前脚の着地点より常に前で走っている状態を「右手前」、左前脚の着地点が前の状態を「左手前」と呼ぶ。東京コースのように左回りの場合、コーナーを回るときは左手前。同じ手前で走り続けると疲れるため、直線で右手前に替えることでもうひと伸びする。ゴール前でもう1回左手前に替えて、踏ん張ろうとする馬もいる。
★福原直英アナがみた武豊騎手
先月、武豊騎手からクギを刺された。
「『ダービーとは何ですか』って質問は、しないでくださいね」
あえてその理由を問い返さず、自分なりの思いを巡らせてみた。父・邦彦さんの勝利は3歳のとき。多くの人がお祝いに来たという。初騎乗はコスモアンバーで、先輩の追い比べを後方から眺めていた。10度目の挑戦で制したスペシャルウィーク。アドマイヤベガ、タニノギムレット、ディープインパクト、そしてキズナ。5度も美酒を味わったが「50代でも勝ちたい」と貪欲さを隠そうとしない。
「皐月賞ジョッキーって言わないじゃないですか。やっぱりダービージョッキーですよ」
切っても切れない武豊とダービー。答えを拒むのは「聞くだけやぼ」ということか。今年のダービーが終われば、彼の表情に理由がはっきり浮かび上がってくると思う。
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