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12月11日の中京11Rで行われた第57回中日新聞杯(3歳以上オープン、GIII、芝2000メートル、ハンデ、18頭立て、1着賞金=4100万円)は、岩田康誠騎手の8番人気ショウナンバルディ(牡5歳、栗東・松下武士厩舎)が会心の逃げ切り勝利。上位人気馬が総崩れ、2着に17番人気のアフリカンゴールドが入り、3連単236万超の大波乱となった。また、岩田騎手は史上11人目のJRA重賞通算100勝を達成した。タイムは1分59秒8(良)。
半馬身差の2着にはアフリカンゴールド(17番人気)、さらにクビ差遅れた3着にシゲルピンクダイヤ(10番人気)が入った。なお、1番人気に支持された武豊騎手のアドマイヤビルゴは10着に敗れた。
◆岩田康誠騎手「しぶとい馬ですから馬場状態を考えて、枠順を生かすためにもハナを切ることにした。道中も自分のペースで行くことが出来ました」
中日新聞杯を勝ったショウナンバルディは、父キングズベスト、母バノヴィナ、母の父Redoute’s Choiceという血統。北海道日高町・木村牧場の生産馬で、馬主は国本哲秀氏。通算成績は25戦5勝。重賞は初制覇。中日新聞杯は管理する松下武士調教師、騎乗した岩田康誠騎手ともに初勝利。
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武さん本当に名手なの?嘘みたいね。