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京都大賞典が10日、阪神競馬場で14頭で行われ、藤岡康騎乗で9番人気のマカヒキが末脚を伸ばしてハナ差勝ち。2016年日本ダービー馬が、同年9月の仏GIIニエル賞以来、5年1カ月ぶりの復活Vを飾った。今後はジャパンC(11月28日、東京、GI、芝2400メートル)を視野に入れる。2着は1番人気のアリストテレス、3着は4番人気のキセキだった。
ラスト100メートル。勝利に飢えたダービー馬が、一完歩ごとに差を詰める。1馬身、半馬身、クビ…、そしてアリストテレスと馬体を並べてゴールに飛び込んだ。スローモーションが流れるターフビジョン。固唾をのんで見守る中、マカヒキのハナが先にゴールした瞬間、場内から大きな歓声と拍手が湧き起こった。
「いやあ、よく頑張った!!」。検量室前に引き揚げてきた藤岡康騎手が、何度もパートナーの首筋をなでてねぎらった。
「本当に力強い走りを、マカヒキがしてくれたことが何よりうれしいです。何とか間に合ってくれと思っていたので、本当に、素直に、うれしかったです」
序盤は促して中団をキープ。勝負どころから手綱をしごいて直線へ向くと、馬群の間を縫いながら進出していく。最後は鞍上の右ムチに応えるように、グイッと伸びて1番人気馬をねじ伏せた。2016年9月の仏GII・ニエル賞以来、5年1カ月ぶりとなる勝利。東京競馬場でレースを見守った友道調教師は「今回は久々のGIIで力を見せてくれました。さすがダービー馬です。よく復活してくれました」と感激の面持ちだ。
前進気勢がなくなってきたため、今回は中間の調整から、いつも使用している水勒(すいろく)ハミに替えてエッグハミを使用。馬の口角へのハミ当たりを柔らかくすることで、馬の気持ちを走る方向へ仕向けた。「調教からいい動きをしていて、本当にまだまだ若いなぁと思っていました」とトレーナーは目を細めた。
今後はジャパンCを視野に入れる。17、19年4着、20年9着に続き、4度目の参戦。「ポテンシャルの高い馬ですし、いつも一生懸命走ってくれるので、これからも頑張ってくれると思います」と藤岡康騎手が期待を込める。復活を遂げた日本ダービー馬が、思い出の地でGI2勝目を目指す。 (長田良三)
★重賞勝利間隔3位…2016年9月11日の仏GII・ニエル賞以来となる復活Vを挙げたマカヒキだが、国内では同年5月29日の日本ダービー以来、中5年4カ月10日での勝利。JRA重賞勝利間隔では、タガノエスプレッソ、ダンスインザモアに次ぐ歴代3番目となった。
■マカヒキ 父ディープインパクト、母ウィキウィキ、母の父フレンチデピュティ。鹿毛の牡8歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は金子真人ホールディングス(株)。戦績24戦6勝(うち海外2戦1勝)。獲得賞金6億3978万6600円(うち海外971万1600円)。重賞は2016年のGII弥生賞、GI日本ダービー、仏GIIニエル賞に次いで4勝目。京都大賞典は友道康夫調教師、藤岡康太騎手ともに初勝利。馬名は「ハワイの収穫祭」。
★10日阪神11R「京都大賞典」の着順&払戻金はこちら
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