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新潟の日曜メインは3歳限定のダート中距離重賞、レパードS(8日、GIII、ダート1800メートル)。2009年トランセンド(JCダート連覇、フェブラリーS、マイルチャンピオンシップ南部杯)、12年ホッコータルマエ(チャンピオンズC、東京大賞典連覇などGI10勝)などが勝っている出世レースで、今年も大いに注目される。
メイショウムラクモ(美浦・和田勇介厩舎、牡)は前走のいわき特別(福島、ダ1700メートル)を7馬身差で圧勝。2走前の伏竜Sは2着だったが、勝ったゴッドセレクションが後にジャパンダートダービーで2着に入っている。初の左回りがポイントになるが、GIIIならチャンス十分といえる。
ホッコーハナミチ(栗東・長谷川浩大厩舎、牡)の父はホッコータルマエ。前走のインディアT(小倉、ダ1700メートル)を1分41秒4のコースレコードで快勝した。馬格は父よりもひと回り小さいが、器用に立ち回れる点が魅力。左回りも中京の未勝利戦を勝っており、レパードS史上初の親子制覇の期待がかかる。
ルコルセール(美浦・堀宣行厩舎、牡)は未勝利戦から3連勝中と勢いがある。伯父がゴールドアリュールで血統的な伸びしろも大きいが、今回は函館で追い切ってから新潟へ入厩する予定なので、当日の気配が鍵になる。
ハンディーズピーク(栗東・大久保龍志厩舎、牡)は中京ダート1800メートルの新馬戦を当時の2歳コースレコード1分53秒9で圧勝。通算4戦3勝で、うち左回りの中京で2勝と、好勝負になりそうなムードがある。
他は2日現在、抽選対象(11/18)だが、有力馬は多い。キャリアリズム(栗東・藤原英昭厩舎、牡)は未勝利戦、1勝クラスと連勝中。米国産馬らしいがっしりとした体つきでも、スッと先行できるスピードを備えている。
アリエノール(美浦・斎藤誠厩舎、牝)もともに牝馬限定戦ながら未勝利戦、1勝クラスと連勝中と勢いがある。
レプンカムイ(栗東・橋口慎介厩舎、牡)はインディアTでホッコーハナミチの2着。左回りは【2・1・0・0】と相性抜群だ。
今回と同じ舞台のわらび賞を勝っているテイエムマジック(栗東・鈴木孝志厩舎、牡)、【2・4・0・0】と安定しているディールクルム(美浦・田村康仁厩舎、牡)、2勝がともに圧巻の内容だったオセアダイナスティ(美浦・加藤征弘厩舎、牡)、前述のハンディーズピークのレコードを翌日に0秒4更新したロードシュトローム(栗東・清水久詞厩舎、牡)なども出走枠に入れば侮れない。
★レパードSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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