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★先週は3度のワンツーフィニッシュを記録 岩田康誠・望来騎手親子が参戦/アルゼンチン共和国杯
10月30日の阪神競馬では4R、6R、7Rで岩田康誠騎手&岩田望来騎手の親子がワンツーフィニッシュを決め、JRA史上初めて親子騎手が1日に複数回の同一レース1、2着独占を記録した。岩田騎手親子は7日のアルゼンチン共和国杯に揃って参戦する予定となっており、岩田康誠騎手は初コンビとなるロードマイウェイ(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)、岩田望来騎手はムーンライトHを勝ってオープン入りしたフライライクバード(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する予定。
岩田康誠騎手はあと1勝に迫っているJRA重賞通算100勝、岩田望来騎手はJRA重賞初勝利を挙げることができるか注目されるが、アルゼンチン共和国杯での岩田親子の対決はどのような結果になるだろうか(※岩田望来騎手は6日のファンタジーSでは、スリーパーダ(栗東・斉藤崇史厩舎)に騎乗する予定)。なお、フライライクバードは2008年のアルゼンチン共和国杯勝ち馬スクリーンヒーローの産駒で、同産駒の2016年勝ち馬ゴールドアクター以来、史上2組目のアルゼンチン共和国杯親子制覇がかかる。
★登録馬中、唯一の3歳馬メイショウムラクモ 過去2年の勝ち馬ヴェンジェンス、クリンチャーも登録/みやこS
レパードSで重賞初制覇を遂げたメイショウムラクモ(牡3歳、美浦・和田勇介厩舎)は、今年のみやこS登録馬中、唯一の3歳馬。今年のJRA “古馬重賞”では3歳馬が8勝を挙げているが、いずれも芝のレースでの勝利で、メイショウムラクモが勝てば、世代初のJRA“古馬ダート重賞”制覇となる。みやこSは2010年の創設以来、3歳馬の勝利はないが、メイショウムラクモは歴戦の古馬を破ることができるかどうか。同馬には、レパードSでJRA重賞最年長勝利記録を更新した柴田善臣騎手が引き続き騎乗予定。
また、今年のみやこSには、2019年の勝ち馬ヴェンジェンス(牡8歳、栗東・大根田裕之厩舎)、前年の覇者クリンチャー(牡7歳、栗東・宮本博厩舎)が出走する予定。みやこSでは、7歳以上馬の勝利もないが、ヴェンジェンス、クリンチャーは史上初のみやこS2勝目を挙げることができるかどうか。なお、ヴェンジェンスには幸英明騎手、クリンチャーには武豊騎手が騎乗する予定。
★札幌で新馬→クローバー賞を連勝 新種牡馬ロゴタイプ産駒のラブリイユアアイズ/京王杯2歳S
札幌で新馬→クローバー賞を連勝したラブリイユアアイズ(牝、美浦・黒岩陽一厩舎)が、京王杯2歳Sに登録している。同馬は2013年の皐月賞などGI3勝を挙げたロゴタイプの初年度産駒で、11月3日現在、同産駒唯一のJRA競走勝ち馬となっている。京王杯2歳Sを新種牡馬の産駒が勝てば、2011年レオアクティブ(父アドマイヤムーン)以来、10年ぶりとなるが、ラブリイユアアイズは父の名を高める走りを見せることができるかどうか。なお、新種牡馬産駒は、ラブリイユアアイズの他にディーマジェスティ産駒のシゲルファンノユメ(牡、美浦・伊藤圭三厩舎)、ビッグアーサー産駒のトウシンマカオ(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎)、シルバーステート産駒のベルウッドブラポー(牡、美浦・和田雄二厩舎)が京王杯2歳Sに登録している。
★小倉2歳Sの覇者ナムラクレアが登録 ソダシの全妹ママコチャも出走予定/ファンタジーS
小倉2歳Sを制したナムラクレア(栗東・長谷川浩大厩舎)がファンタジーSに登録している。同馬は8月1日の新馬戦では3着に敗れたが、格上挑戦となった2戦目のフェニックス賞で初勝利を挙げると、続く小倉2歳Sで重賞初制覇を遂げている。ナムラクレアには前走に続き浜中俊騎手が騎乗する予定だが、この世代初のJRA重賞2勝目を挙げることができるかどうか。
また、父クロフネ、母ブチコという血統で、今年の桜花賞馬ソダシの全妹にあたるママコチャ(栗東・池江泰寿厩舎)もファンタジーSに出走する予定。同馬は10月24日の末勝利戦で1着となり、デビュー3戦目で初勝利を挙げた。ママコチャはデビュー以来、毎回騎手が乗り替わっており、今回は藤岡佑介騎手が騎乗する予定だが、重賞を制して偉大な姉に一歩近づくことができるかどうか。なお、ママコチャを管理する池江泰寿調教師は、2006年から毎年JRA重賞勝利を挙げており、今年も勝てば、現役調教師の最長記録を更新する16年連続JRA重賞勝利となる。
★今年のJRA2歳戦で最多の10勝をマーク 伊藤圭三調教師&武幸四郎調教師に注目
6日は東京で京王杯2歳S、阪神でファンタジーSと東西で2歳重賞が実施される。今年のJRA2歳戦は6月5日から始まったが、11月3日現在のJRA2歳戦での調教師別勝利数を見ると、伊藤圭三調教師、武幸四郎調教師が10勝を挙げてトップとなっている。伊藤圭三調教師は、京王杯2歳SにカンナS2着のシゲルファンノユメ、武幸四郎調教師は、ファンタジーSに新馬→サフラン賞を連勝したウォーターナビレラ、9月25日の新馬戦を勝ち上がったヴィルチュオーズの2頭を登録しているが、重賞でも好成籟を挙げることができるかどうか。なお、京王杯2歳Sでシゲルファンノユメが勝てば、伊藤圭三調教師は2003年のマーチS以来、18年ぶりのJRA重賞制覇となる。
★アルゼンチン共和国杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★みやこSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★京王杯2歳Sの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★ファンタジーSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★【アルゼンチン共和国杯】レース展望★【みやこS】レース展望★【京王杯2歳S】レース展望★【ファンタジーS】レース展望
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