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【宝塚記念】クロノジェネシス連覇へ向け確かな伸び

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【宝塚記念】クロノジェネシス連覇へ向け確かな伸び

 《栗東》昨年の勝ち馬クロノジェネシス(斉藤崇、牝5)は、CWコースでラスト1ハロン11秒9(6ハロン84秒3)。しまい重点で、確かな伸びを見せつけた。馬体に張りがあり、身のこなしも柔らかい。

 「けさは福永騎手に調教を手伝ってもらいました。まだ少し重いかなと感じますが、このひと追いで上向いてくると思います」と斉藤崇調教師は話した。

 前走のドバイシーマCは2着。帰国初戦になるが、調整は順調に進んでいる。「体調はいいですね。1週前、最終追いは(新しくコンビを組む)ルメール騎手に感触を確かめてもらう予定でいます。特別なことはせず、いつも通りの調整でレースに向かいます」と結んだ。

 大阪杯2着のモズベッロ(森田、牡5)は、坂路で4ハロン53秒3-12秒7を余力を残してマーク。「(本格的に)やるのは来週から。中間は放牧を挟んだけど、前走後も変わりなくきているよ」と森田調教師は近況を伝えた。

 天皇賞・春16着のシロニイ(池江、牡7)は、白毛馬として初めて宝塚記念に参戦。CWコースで、ママコチャ(新馬)と同時入線(6ハロン83秒4-12秒1)だった。「もうひとつ反応が悪かったけど、CWではいつもこうだから。梅雨時期の馬場に期待して参戦します」と池江調教師は語った。

 《美浦》天皇賞・春3着のカレンブーケドール(国枝、牝5)は、坂路4ハロン53秒2-12秒3を馬なりでマークし、手応え優勢のままサトノディード(OP)と併入した。国枝調教師は「いつも通り動きは良かった。前走は3200メートルで勝ちにいく競馬でよく頑張った。レース後もそんなに疲れもなかったし、在厩調整で順調にきている」と好感触を伝えた。

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