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新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために記者の取材活動が制限されたことで、GI連載「東西現場記者走る」は当面、お休みします。替わって、記者が週末のGI的中に向けて、それぞれの“気になる点”に焦点を当てて取材をする「俺のチェックポイント」がスタート。皐月賞の初日は大阪サンスポの宇恵英志記者がきさらぎ賞勝ちのコルテジアの実力、勝負気配に迫った。
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“現場記者走る”に替わる新企画。関係者から得た感触をダイレクトに伝える仕事は本紙担当になる前以来、約8年ぶりだろうか。取材中には正直、なつかしさのような感覚がよみがえった。
コントレイル、サリオス、サトノフラッグ。皐月賞の戦前の評価は3強といったところだろう。「重賞ウイナーとはいえ、コルテジアも今回はさすがに厳しいか…」。鈴木孝厩舎で久保田助手に話を聞かせてもらうまでは、そう考えていた。
前走のきさらぎ賞を先行抜け出しでV。まだ競馬を理解していなかった新馬戦(5着)、勝負どころから早めにプレッシャーをかけられたD杯2歳S(8着)と、敗因が明確な2戦を除けばキャリア6戦で常に好勝負に持ち込んでいる。取材しながら「無視するわけにはいかないな」と考えを修正し始めた矢先に、久保田助手から注目コメントが飛び出した。
「かなり、具合がいいんですよ」
状態の良し悪しに関する言葉は取材で特に大事。なかでも“かなり”や“めっちゃ”などの表現が付くと信憑性が跳ね上がる。20年近い記者キャリアの経験則から、キラーフレーズといってもいい。デキの良さを力走につなげたケースを多々、見てきたからだ。
さらに「今で(前走から16キロ増の)470キロくらい。輸送を入れても、前回より少し体重が増えそうです。筋肉がつきましたね」という。重賞で8、3、1着と1戦ごとにパフォーマンスを上げてきた戦績こそ、地力強化の証し。目下の充実の気配なら、デビュー以来、一番といえる走りを見せてくれそうだ。
もうひとつ、気になる点がある。週末の関東地方は雨予報だが…。
「パワータイプではありませんが、血統(父シンボリクリスエス)的には走れても…。極端に悪くなるとどうかですが、稍重くらいなら走ると思います」と久保田助手は結んだ。開催最終週の中山の芝は降雨の影響を大きく受けそうなだけに、ある程度の道悪には対応できそうな点も心強い。しかも、鞍上は先週の桜花賞を制するなど、今年すでに重賞6勝と絶好調の松山騎手だ。
先行予想では印が回らなかったが、馬場悪化を含め、要因がかみ合うようなら楽しみな存在だ。(宇恵英志)
■「GI・俺のチェックポイント」 現場記者が週末のGI出走馬のなかで、自分が気になる馬を独自の焦点をもとに取材。記者は日替わりで、火~土曜付に掲載する。
★皐月賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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大阪サンスポの宇恵英志記者
きさらぎ賞勝ちのコルテジア
実力、勝負気配に迫った。