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いざ、史上3頭目の無敗の3冠へ。菊花賞(10月25日、京都、GI、芝3000メートル)で3冠制覇を目指す無敗の2冠馬コントレイルが、27日の菊花賞トライアル・神戸新聞杯(GII、中京、芝2200メートル)で始動する。ひと夏を越して後肢が成長し、準備は完了。春を超える衝撃の秋がいま、幕を開ける。
衝撃の2冠達成から約4カ月。令和の日本競馬界を背負って立つコントレイルが、いよいよターフに戻ってくる。少しずつ戦闘モードに入ってきた姿を、金羅助手は頼もしげに見つめる。
「競馬に向けてスイッチが入ってきています。(春に比べて)体に幅が出て、精神的に落ち着きもあってカイバを食べるようになっています。いい感じで神戸新聞杯へ向かえると思います」
朝日杯FS勝ち馬サリオスとの叩き合いを制した皐月賞、余力十分にサリオスを3馬身突き放した日本ダービーと圧巻の内容で無敗のまま2冠を制覇。その後は、大山ヒルズ(鳥取県)でリフレッシュし、酷暑のピークを越えた9月4日に帰厩した。馬体重は前走時(460キロ)から約20キロ増えたが、シルエットに変わりはない。
16日の1週前追い切りでは、主戦の福永騎手を背にCWコースでの3頭併せで最先着。最後方追走から馬なりで鋭く伸びて、今週の産経賞オールカマー出走を控えた重賞勝ち馬の年長馬ステイフーリッシュに3馬身差をつけた。鞍上は「春よりトモ(後肢)が成長して、使えるようになっている。推進力につながるから、身のこなしも変わる」と満足げ。怪物がさらに成長を遂げたのは間違いなく、春を超えるパフォーマンスを期待できそうだ。
史上8頭目の3冠制覇がかかる菊花賞につながる前哨戦。日本ダービー3着ヴェルトライゼンデ、同5着ディープボンドなど強豪がそろったが、ここで足をすくわれるわけにはいかない。金羅助手は「負けられない状況でプレッシャーはありますが、秋初戦を無事にクリアしてほしい」と力を込めた。
無敗の3冠馬は1984年のシンボリルドルフ、2005年の父ディープインパクトだけ。偉大な父と同じ神戸新聞杯から、コントレイルが偉業への一歩を力強く踏み出す。 (川端亮平)
★市川厩務員が振り返るディープ秋初戦…ディープインパクトの現役時代に池江泰郎厩舎(栗東、2011年定年解散)で担当した市川明彦厩務員(60)=栗・千田厩舎=は神戸新聞杯を「一番しんどいレースでした」と振り返る。理由は、異例の夏の過ごし方だ。2冠達成後は放牧に出ず、7月から約2カ月を札幌競馬場で過ごした。毎日顔を合わせるため、成長を感じにくい状況。夏を越しても馬体重は変わらなかった。
「(皐月賞2着馬)シックスセンスなどのライバルは、成長して秋を迎えるのに…」。不安に拍車をかけたのが3冠馬の負の歴史。過去にミスターシービー、ナリタブライアンは秋初戦の京都新聞杯で敗れた。「春のレースぶりからは負けるはずがないところ。『魔が差すレースなのか』と。それでも負けられないというプレッシャーがありました」。心配は杞憂に終わり、無事に6連勝。市川厩務員の頬を涙が伝った。
「引き揚げてきたユタカ(武豊騎手)に『何で泣いてるの? まだ早いよ』と笑われましたね。ディープのレースで泣いたのは日本ダービーと神戸新聞杯だけ。菊花賞はニコニコでしたから」
あれから15年。今は穏やかな気持ちでディープの後継者の6連勝、無敗の3冠達成を願う。
★ディープインパクトの秋始動…2005年、日本ダービーで無敗の2冠を達成すると、夏は涼しい札幌競馬場で静養。始動戦の神戸新聞杯は前走と同じ馬体重448キロで、単勝1.1倍と断然の支持を集めた。3コーナーまで後方2番手を追走し、3~4コーナーで馬群の外に出すとスッと反応。中団までポジションを上げると、上がり最速(3ハロン34秒1)の末脚で馬場の真ん中を突き抜け、2着シックスセンスに2馬身半差をつけて快勝した。
★神戸新聞杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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