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密着取材でGI勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』。有馬記念は大阪サンスポの山口大輝記者(27)が担当する。穴党として『アーモンドアイに勝つ馬を見つける』をテーマに掲げて挑む1週間。2日目は、能力、実績ともに上位のリスグラシューに注目だ。「引退するのがもったいない」と陣営が話すほどで、今年一番といってもいい状態。最後まで目が離せない1頭になりそうだ。
気温0度だった前日と違い、火曜朝は調教開始時間の午前7時でも8度。暖かささえ感じられ、軽い足取りで、調教スタンドへと向かった。
きょうのターゲットは、人気、実績ともに最有力候補に挙がるリスグラシュー。ここ1年あまりを振り返ると、昨秋のエリザベス女王杯、今年の宝塚記念、コックスプレートとGIを3勝している。また7戦すべてが3着以内。テーマに掲げている『アーモンドアイに勝つ馬を見つける』の条件は、きっちりと満たしていそう。
火曜日は、朝一番の坂路で4ハロン61秒5。キャンターながら、素軽い走りで水曜追いに向けて態勢を整えた。
「きょうも力強い走りやったね。状態は今年一番といえると思うよ。ようやく力をつけて、完成して…。引退がもったいないぐらい」
厩舎に足を運ぶと北口厩務員が笑顔で出迎えてくれた。馬の状態の良さは、担当者の表情を見れば一目瞭然だ。
6月に宝塚記念を3馬身差で勝ち、前走はオーストラリアに遠征してコックスプレートを1馬身半差でV。レースのたびに、力をつけて、どこまで強くなるのか、想像がつかないぐらい。所属するキャロットファームの規約で牝馬は6歳3月末で引退することになっており、それを受けての今回のラストラン。「規約を変えてほしいぐらい」と世話役がいうほどの充実ぶりを誇っている。
宝塚記念も1週間の密着取材を担当。本命は打てなかったが、その成長ぶりは肌で感じていた。当時のノートを振り返ると、調整役を務める岡助手が「一日、一日良くなっています」と語っていたことが書いてあった。このあたりを踏まえて質問すると「海外帰りの疲れなどもなく、元気が良すぎるぐらい。(宝塚記念と)同じように来ています。あのときがちょうど完成期で、ずっとその状態できている感じですね」という答えが返ってきた。
初めての中山に関しても「器用さもある馬ですし、気にしていません」と力強い言葉。「あえて不安を挙げるなら、距離ぐらい。ただ、宝塚記念では厳しいペースを先行して突き放していますからね。それぐらい不安はないです」と同助手はまとめた。
オーストラリアは装鞍所がなく、ファンとの距離も近い。日本と違う環境で精神面も鍛えられた様子。データ的には、過去10年で牝馬のVは2014年のジェンティルドンナのみ。ただ、今年はアーモンドアイを含めて、非凡な能力を持つ馬が多い。追い切りを前に『牝馬』が外せないキーワードということを実感した。(山口大輝)
★有馬記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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