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【覆面記者の耳よりトーク】天皇賞・秋

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【覆面記者の耳よりトーク】天皇賞・秋

 今週の『覆面記者の耳よりトーク』は、天皇賞・秋を徹底取材。力上位の“2強”からは、臨戦過程が理想的なサートゥルナーリアを支持。メンタル面で不安が残るダノンプレミアムワグネリアンは割り引きたい。

 記者A 出走馬中、10頭がGI馬。豪華メンバーだな。

 記者B ただ、上位と下位の力差は大きそう。関係者からも「アーモンドアイサートゥルナーリアの2頭は抜けている。紛れがない限り、一騎打ちが濃厚」という声が多かったです。

 記者C でも、『2強対決は両雄並び立たず』の格言があるように、安田記念以来のアーモンドアイは絶対視できないぞ。過去10年の連対馬を見ても、マイルから転戦してきたのは、2016年2着のリアルスティールのみ。R調教師も「2000メートル以上のタフさが求められる府中。距離延長組は最後に苦しくなる」と話していた。

 記者D 同様のローテのダノンプレミアムも割り引き。L助手は「安田記念で受けた不利によるメンタルのダメージが心配。トレセンでも以前の威圧感が見られない」と気にしていた。

 記者A そうなると、サートゥルナーリアで堅そうだな。「この秋は普段から堂々としている。精神面の成長は顕著」とX調教師は証言。今なら東京への長距離輸送でも平常心で臨めそう。

 記者B 絶好の(5)番に入ったアエロリットの粘り込みに警戒したいですね。前走の毎日王冠は最後に盛り返しており、「心肺機能は相当。得意の東京なら2000メートルも問題ない」とV騎手。“2強”が牽制(けんせい)しあうと、スイスイ行ってしまうかも…。

 記者D ワグネリアンは(14)番枠がマイナス。F調教師が「最終追いでもかなり行きたがっていた」と心配するように、前に壁が作れないと操縦性に不安が残ります。

 記者C 堅軸のサートゥルナーリアからヒモ荒れを期待して、馬連(10)-(5)(4)(2)(1)(6)(7)(8)で勝負だ。

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