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【新潟記念】得意の左回り中距離でユーキャンスマイル

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【新潟記念】得意の左回り中距離でユーキャンスマイル

 連勝中の上がり馬や復活を果たした良血馬など、夏の新潟を締めくくるにふさわしい好メンバーがそろった。だが、どんな勢力が台頭しようと、ユーキャンスマイルの◎は揺るがない。舞台が新潟の高速10F戦であっても、底力が一枚上だ。

 菊花賞3着やダイヤモンドS優勝から、確かにイメージはステイヤーだが、陣営は今回の舞台にも前向き。友道調教師が「距離はやや短いかもしれないが、直線が長いので補えると思う」と言えば、安田助手も「ズブい馬ではないし、対応できるはず。切れる脚を使えるし、それが生かせれば」と意気込む。

 何といっても、これまで戦ってきた相手が違う。昨年の菊花賞では勝ったフィエールマンに食らいつき、のちに有馬記念を勝つブラストワンピース(4着)には先着した。この秋、凱旋門賞に挑戦する同世代のライバルとしのぎを削ってきた経験は、何物にも代えられない。GIIIのメンバーなら大威張りできる実績だ。

 加えて『左回り』という大きなプラス材料がある。過去に2度しか走ったことはないが、新潟の阿賀野川特別(芝2200メートル)と東京のダイヤモンドS(芝3400メートル)でともに快勝。右回りで見せるようなモタれ癖もなく、いたってスムーズな走りだった。右回りの長丁場よりも、むしろ左回りの中距離のほうがベターな印象。父がキングカメハメハで、母が府中牝馬S優勝、秋華賞2着のムードインディゴという血統的にも距離の不安はない。

 「天皇賞(5着)の回復は早かったし、体がしっかりしてきて力をつけてきた。久々でも」とトレーナーがデキに胸を張るなら、“究極の3連単”はユーキャン1着、レイエンダを2、3着に固定して流す12点で勝負だ。

 越後の芝10Fでもユーキャンスマイル。全英女子オープンを制した“スマイルシンデレラ”こと渋野日向子ちゃんばりの笑顔で、夏競馬を締めくくる。(夕刊フジ)



新潟記念の枠順はこちら 調教タイムも掲載

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