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日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)で中心視されるのが、史上7頭目となる無敗の2冠を目指すサートゥルナーリア(栗・角居、牡3)だ。そこで、サートゥルを知るホースマンに強さの裏側を聞く特別連載「サートゥルの素顔」がスタート。第1回は、馬主のキャロットファーム・秋田博章代表取締役(71)がインタビューに応じた。 (取材構成・斉藤弘樹)
--無傷の4連勝で皐月賞を制覇。ぶっつけで挑んだローテーションの意図は
「暮れのホープフルSを使っており、弥生賞を使って皐月賞に向かうと約100日の間に中山2000メートルを3回走ることになります。中山の2000メートルは最後の直線に坂もあって東京の2000メートルよりタフで、競走馬に負担がかかります。皐月賞が大目標なら中山を3回使うローテもあったと思いますが、そこで馬がガクッときてしまいますからね」
--そんな1冠目を、しっかり勝ち切った
「最初から『ダービーを勝たせたい』という思いで(状態が)ベストではなかったことは確か。そのなかで勝ってくれてホッとしました」
--優れた部分は
「同世代と比較して、体も精神的にも大人びています。平均的な馬と比べると、1つくらい(馬齢が)上じゃないかという印象を受けるほどしっかりしています。2歳の調教に入ってから特に思ったのは、体幹が非常にしっかりしていて、走りにブレがないところです」
--精神的な面は
「お母さん(シーザリオ)から共通していえるのは、前向きであり、それは競走馬にとって走る重要な要素のひとつです。ただ、前向きすぎるとうまくコントロールできなくなるという不安はあります」
--放牧先のノーザンファームしがらきから、3日に栗東トレセンに帰厩した
「2日にしがらきで馬を見てきましたが、皐月賞前よりもよくなっていました。体が引き締まって、筋肉のメリハリもしっかりとしており、走れる格好になっていました」
--ルメール騎手が騎乗停止に。鞍上にレーン騎手を選択した理由は
「来日してからのレーン騎手の乗り方を見ていると、いいポジションを取った上で馬をコントロールし、エネルギーをためて瞬発力を引き出していました。そういう意味では全然、交代もマイナスとは考えていません」
--勝てば、2005年のディープインパクト以来、14年ぶりの無敗のダービー馬となる
「ディープ自身も、ダービーで(前年の)キングカメハメハと同じダービーレコード(2分23秒3)で走って本当の強さを見せ、『ディープは強い』というイメージができ上がりました。この馬もダービーでそういうレースを見せられるかどうかで、その(超一流)クラスなのかが見えると思います。『強い』と思わせる競馬を見せてほしいですね」
--凱旋門賞にも登録。結果次第では世界の舞台も見えてくる
「登録はしましたが、凱旋門賞は世界中の強い馬が目標にするレースであり、日本で超一流のパフォーマンスを見せないことにはチャンスは極めて少ないでしょう。しかも、アウェーですから。ただ、お母さんがアメリカンオークスに挑戦して勝っているので、精神的な強さを持っている一族。そういう意味では、海外遠征してもマイナスにはならないと思います」
--今後の夢やプランは
「これからの競走生活に加えて、種牡馬まで考えないといけない馬。無理せず十分な成績を得られるように、われわれは考えていかなければいけないと思っています」
秋田 博章(あきた・ひろあき) 1948(昭和23)年2月25日生まれ、71歳。北海道出身。80年代に当時の社台ファームに入り、93年からノーザンファームの場長。ディープインパクトをはじめ、キングカメハメハ、エアグルーヴ、ジェンティルドンナなどの生産、育成に携わってきた。2015年3月にキャロットクラブの取締役となり、18年12月からキャロットファームの代表取締役を務めている。
★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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