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2024年12月14日(土) | ターコイズS G3 |
---|---|
2024年12月15日(日) | 朝日杯フューチュリティS G1 |
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 12 | 牝5 | 55.0 | C.ルメー | 美 国枝栄 | 486(0) | 1.30.6 | 1.4 | 1 | 32.9 | ④④ | |||
2 | 8 | 18 | 牝5 | 55.0 | 松山弘平 | 栗 安達昭夫 | 460(+2) | 1.31.3 | 4 | 12.9 | 4 | 33.8 | ③③ | ||
3 | 8 | 16 | 牝5 | 55.0 | 横山典弘 | 美 萩原清 | 466(-12) | 1.31.3 | クビ | 17.4 | 5 | 33.2 | ⑦⑥ | ||
4 | 7 | 13 | 牝5 | 55.0 | 三浦皇成 | 栗 安田隆行 | 466(-16) | 1.31.4 | 1/2 | 123.8 | 12 | 34.7 | ①① | ||
5 | 4 | 7 | 牝4 | 55.0 | 川田将雅 | 栗 中内田充 | 466(-20) | 1.31.5 | 1/2 | 18.4 | 6 | 33.5 | ⑥⑥ | ||
6 | 2 | 4 | 牝4 | 55.0 | 和田竜二 | 栗 渡辺薫彦 | 456(-2) | 1.31.6 | 3/4 | 100.6 | 11 | 33.2 | ⑧⑧ | ||
7 | 1 | 1 | 牝4 | 55.0 | M.デムー | 栗 矢作芳人 | 466(-6) | 1.31.8 | 1 | 9.5 | 3 | 33.5 | ⑧⑧ | ||
8 | 3 | 5 | 牝5 | 55.0 | D.レーン | 美 木村哲也 | 496(-4) | 1.32.0 | 1 1/4 | 7.5 | 2 | 33.4 | ⑧⑪ | ||
9 | 1 | 2 | 牝4 | 55.0 | 福永祐一 | 栗 友道康夫 | 468(0) | 1.32.0 | クビ | 38.1 | 9 | 33.4 | ⑬⑪ | ||
10 | 2 | 3 | 牝4 | 55.0 | 池添謙一 | 美 斎藤誠 | 472(+8) | 1.32.2 | 1 1/2 | 86.0 | 10 | 33.4 | ⑫⑬ | ||
11 | 7 | 15 | 牝5 | 55.0 | 北村宏司 | 美 藤沢和雄 | 442(+4) | 1.32.3 | 1/2 | 288.4 | 15 | 33.2 | ⑮⑮ | ||
12 | 3 | 6 | 牝5 | 55.0 | 柴田善臣 | 美 加藤征弘 | 474(+2) | 1.32.3 | ハナ | 223.0 | 13 | 33.3 | ⑮⑮ | ||
13 | 6 | 11 | 牝5 | 55.0 | 吉田豊 | 栗 矢作芳人 | 428(-12) | 1.32.4 | クビ | 293.1 | 16 | 33.5 | ⑭⑭ | ||
14 | 8 | 17 | 牝4 | 55.0 | 武豊 | 美 藤沢和雄 | 466(-6) | 1.32.4 | アタマ | 31.9 | 8 | 35.4 | ②② | ||
15 | 7 | 14 | 牝5 | 55.0 | 石橋脩 | 栗 高橋亮 | 482(-8) | 1.32.8 | 2 1/2 | 21.0 | 7 | 34.5 | ⑧⑧ | ||
16 | 5 | 10 | 牝5 | 55.0 | 岡田祥嗣 | 栗 藤原英昭 | 474(-10) | 1.33.3 | 3 | 280.0 | 14 | 35.6 | ④④ | ||
取消 | 4 | 8 | 牝6 | 55.0 | 松田大作 | 栗 藤原英昭 | -- | -- | -- | -- | |||||
取消 | 5 | 9 | 牝4 | 55.0 | 田辺裕信 | 栗 藤岡健一 | -- | -- | -- | -- |
ラップタイム | 12.0 - 10.9 - 11.3 - 11.4 - 11.1 - 11.2 - 11.1 - 11.6 |
---|---|
前半 | 12.0 - 22.9 - 34.2 - 45.6 - 56.7 |
後半 | 56.4 - 45.0 - 33.9 - 22.7 - 11.6 |
■払戻金
単勝 | 12 | 140円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 12 | 110円 | 1番人気 |
18 | 220円 | 3番人気 | |
16 | 300円 | 7番人気 | |
枠連 | 6-8 | 390円 | 1番人気 |
馬連 | 12-18 | 750円 | 3番人気 |
ワイド | 12-18 | 390円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
12-16 | 530円 | 6番人気 | |
16-18 | 1,530円 | 17番人気 | |
馬単 | 12-18 | 950円 | 3番人気 |
3連複 | 12-16-18 | 2,960円 | 9番人気 |
3連単 | 12-18-16 | 7,340円 | 15番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年のヴィクトリアマイルの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日は雨が降り続くなかでの開催となり、午後から芝コースは良→稍重(JRA発表)に変更。最終レースまでそのまま推移した。だが、メインレース・京王杯SCの勝ち時計は1分19秒8。出走全馬が上がり3ハロン33秒5以内を記録している。路盤の締まりが良く、時計の出やすい馬場状態と捉えても差し支えない。
土曜日の結果を検証すると、中団から前の位置で競馬を進めた馬の活躍が目を引いた。とはいえ、これは滑る芝の適性差も少なからず出た印象。天気は回復基調で推移しており、土曜日の傾向を日曜日にそのままスライドするのは、得策ではないように思える。
加えて、騎手心理や陣営の思惑も働くことを想定すると、偏った傾向が出るとは思えない。ペースが落ち着けばやや前有利だが、展開次第では後方一気のシーンも十分に考えられる。従って脚質については、先行・差し互角とみるべきだろう。
枠順に関しては、土曜日の決着だけを確認すると中~外優勢。ただし、馬場の回復が進めば、そのぶん時計も速くなる。となれば、道中をロス少なく運び、なおかつ直線でしっかりと脚を使える馬の優位性が増してくるはず。馬番でいえば、中~内の1ケタ番に対する意識を強めたほうがいいのではないか。
血統面については、近5年の当レースにおける上位馬を振り返ると、父サンデーサイレンス系が3着以内延べ15頭のうち12頭と攻勢。内訳をみると、ディープインパクト産駒はいずれも母の父がノーザンダンサー(以下、ND)系、その他の場合はみな母の父が非ND系と、いささか偏りが生じている。
また、父サンデーサイレンス系以外で馬券に絡んだ3頭のうち2頭はともに父ND系×母の父ND系。こちらも偏りがちな感を持つ。ゆえに、複数回の複勝圏入りを果たしている、前述3パターンに該当する馬に狙いを定めるのが効率的といえよう。
ただ、今回のメンバーと照らし合わせてみると該当馬が多い印象。もうひとつフィルターをかけて、近10年の2着以内馬に共通する、4歳→芝1600m以上の勝利経験、5歳以上→前年のヴィクトリアマイルで1着もしくは0秒3以内の善戦歴、という2パターンに当てはまる馬を重視したい。
今年の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(1ケタ馬番)の要点をともに満たしているのは、①ラヴズオンリーユー、⑤プリモシーン、⑨セラピア。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
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日曜日に行われるヴィクトリアマイルの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
① ラヴズオンリーユー【B】
栗東坂路単走。じわじわと脚を伸ばし、余力残しで加速ラップを記録した。少し硬い走りではあるが、気負うところはなく、鞍上の仕掛けに対する反応もスムーズ。約半年の休養明けを思えば、いい仕上がり具合ではないか。
② ビーチサンバ【B】
栗東CW単走。全体時計こそ速くなったものの、この馬にしては折り合いがスムーズ。最後まで集中して走れている。少し力強さに欠けるあたり、万全とは言い難いが、気配は決して悪くない。この馬なりに順調だろう。
③ シャドウディーヴァ【C】
美浦南W併走。掛かり気味に一旦は前に出るも、ラストはパートナーの勢いにアオられ気味。稽古にムラがあるタイプなので、一概にマイナス材料とは言えないが、消化不良の感が残るのも確か。高い評価は与えづらい。
④ シゲルピンクダイヤ【D】
栗東坂路併走。僚馬を気にするところがあるのか、馬体が並ぶと手前をコロコロ替えて、いかにも集中力不足といった感じ。好調時のひたむきな走りは、最後まで見受けられなかった。今回は割引が必要だろう。
⑤ プリモシーン【B】
美浦南W併走。目一杯追われる僚馬に対し、楽な手応えを維持したまま追走先着を果たした。やや気持ちが先走っているようにも映るが、全体的な雰囲気は悪くない。あとは、実戦で落ち着いて走れるかどうかが焦点になりそうだ。
⑥ トーセンブレス【B】
美浦南W単走。視界不良で道中の動きは確認できなかったが、しまいの首を低く下げたバランスの良い走りは目を引いた。口元の泡と発汗は少し気になるものの、及第点のデキにはある。
⑦ ダノンファンタジー【B】
栗東坂路単走。10日にCWで実質的な最終追いを施しており、今週は感触を確かめる程度の内容だったが、歯切れのいい脚さばきを見せた。少なくとも素軽さの面では、前回より上の段階にある。
⑧ ディメンシオン【D】
6日に栗東坂路でしまい重点の内容を施したあとは、速い時計を出していない。中間でほぼ仕上がっているとはいえ、大一番に臨むにあたり、かなり心許ない調整過程であるのは事実。大望まではどうか。
⑨ セラピア【C】
栗東坂路併走。前に馬を置く折り合い重点の内容ながら、我慢が利かない様子で間もなく抜き去ってしまった。大きく先着したことは評価できるが、実戦で制御が利くかどうかについては疑問符が付く。
⑩ メジェールスー【C】
栗東CW単走。落ち着きがあるし、鞍上の指示に対しても従順だった。その一方で、四肢の可動域が狭く、いかにもスプリント指向が強そうなフットワーク。府中のマイルG1では、期待よりも不安のほうが先立つ。
⑪ サトノガーネット【B】
栗東坂路単走。この馬にしてはハミ受けが良く、そのぶん楽に時計が出るようになっている。前膝を高く上げた、力感あるフォームはなかなかのもの。状態は着実に上向いている。
⑫ アーモンドアイ【B】
美浦南W併走。前を走る2頭に内から楽々と並びかけると、最後は余力を残したまま優勢のかたちでゴールした。この馬とすれば、肩の出がやや窮屈に映るが、大きく割り引くほどでもない。一応の態勢は整ったのではないか。
⑬ トロワゼトワル【D】
栗東坂路単走。序盤は手前がなかなか決まらないうえに物見がち。中盤以降はリズムを取り戻したが、全体的にみると心許ない内容。時計を抑えて我慢させたことが影響しているとはいえ、相手強化のG1では強調材料に欠ける。
⑭ スカーレットカラー【A】
栗東CW単走。反応を確かめる程度の内容ながら、折り合い良くスムーズな走りを披露した。柔らかい身のこなしでストライドを伸ばす姿は目を引くものがある。活気もほどよく、醸し出す雰囲気は上質そのもの。好仕上がり。
⑮ アルーシャ【F】
美浦南W単走。モヤのため全体時計は計測できず、映像もしまいのみ。ゆったりと駆けているのはわかるが、目立つ動きを示しているわけではなく、4~5ハロンのタイム次第で良否が分かれる微妙なライン。ジャッジは難しい。
⑯ ノームコア【B】
美浦南W単走。濃いモヤの影響で映像はラストのみだが、首と四肢の連動性が高い躍動感に満ちた走りは光るものがあった。それだけに、道中の動きを確認できないのは残念。今回はB判定にとどめておく。
⑰ コントラチェック【B】
美浦南W単走。モヤでゴール近辺しか確認できなかったものの、馬場の外側を力強く駆け抜けていた。バタバタ感が目についた、前回の最終追い時よりも様子は良く映る。
⑱サウンドキアラ【B】
栗東坂路単走。序盤こそ空回り気味の走りだったが、中盤以降はしっかりとした脚取りで駆け上がった。コンスタントに使われているものの、疲れやデキ落ちは感じられない。いい状態をキープしている。
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アルーシャ・藤沢和調教師「順調。左回りは合うし、掛からなくなった今ならマイルもいい」
アーモンドアイ・国枝調教師「気になるところは何もない。東京のマイルは走りやすいし、魅力あるパフォーマンスを」
コントラチェック・藤沢和調教師「いい感じ。前走はひどい馬場がこたえた。速い馬場が向く」
サウンドキアラ・松山騎手「余力があったし、全体の時計も申し分なかった。前走のいい状態をキープできている」
サトノガーネット・矢作調教師「前走で初めてマイル戦を使ったことがいい刺激になれば」
シゲルピンクダイヤ・渡辺調教師「時計は遅いが、輸送で体が減るのでこれぐらいでいい」
シャドウディーヴァ・斎藤誠調教師「前走を使って良化。もともと左回りのほうがいいタイプ」
スカーレットカラー・高橋亮調教師「1週前は併せ馬で今週は単走で馬なり。成長力を感じる」
セラピア・藤岡調教師「馬の後ろで我慢させる形。テンションを考慮してあまりやらなかった」
ディメンシオン・藤森厩務員「詰めて使うと良くない馬で、今のところは落ち着きがある。左回りのマイルはベスト」
トロワゼトワル・安田隆調教師「動きはひと息。ひと雨降って時計がかかるようならプラス」
トーセンブレス・加藤征調教師「状態は絶好。ただ、前走は相手関係や展開に恵まれたので…」
ノームコア・萩原調教師「しっかり伸びた。去年と同じようなパフォーマンスを見せたい」
ビーチサンバ・友道調教師「前2走は流れに乗れなかった。今回の舞台は競馬がしやすい」
プリモシーン・レーン騎手「上手に折り合ってしまいも脚を使える。自信を持って乗りたい」
メジェールスー・藤原英調教師「今回が初めてのGI挑戦になるが、血統的に期待は大きい」(夕刊フジ)
★ヴィクトリアマイルの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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毎年のように荒れているが、指数上位馬が人気薄というケースが多く、U指数攻略がフィットするレース。指数1〜5位の単勝回収率198.6%、複勝回収率119.0%。
(指数上位人気薄の好走例)
2013年 指数3位 マイネイサベル 5番人気3着
2014年 指数5位 ヴィルシーナ 11番人気1着
2014年 指数1位 ストレイトガール 6番人気3着
2015年 指数2位 ストレイトガール 5番人気1着
2015年 指数5位 ケイアイエレガント 12番人気2着
2016年 指数4位 ストレイトガール 7番人気1着
2018年 指数5位 ジュールポレール 8番人気1着
低指数馬の台頭が多いためバッサリ切るのは危険だが、指数95.5未満の馬が2頭以上絡んだ年はない。低指数馬同士の2連勝馬券、低指数馬を2頭以上含む組み合わせの3連勝の馬券購入は控えるべき。
指数順にバランスよく馬券に絡むのがこのレースの特徴。指数1〜2位+指数3〜5位+指数6位以下という組み合わせの3連複フォーメーションを購入した際の回収率は4734.9%。18番人気で3着に激走した2015年のミナレットが数字を引き上げていることは明白だが、この年を除いても回収率は121.6%と優秀。
※データは2012年以降の傾向
2010年以降の2着以内延べ20頭の馬齢をみると、4歳から7歳まで幅広い。ただし、6歳以上の連対は前年のヴィクトリアマイルで1着、もしくは0秒3以内の善戦馬に限られる。また、4歳の連対馬すべてに芝1600mの勝利経験があった。その点には注意したい。
過去のヴィクトリアマイルで3着以内の好走経験があった馬を除くと、近2走とも国内の芝で5着以下に敗れていた馬の連対例はゼロ。舞台実績に乏しいうえに、勢いも欠く馬は「あって3着まで」の扱いが妥当だろう。
2010年以降の連対馬延べ20頭のうち、18頭が重賞勝利経験馬。例外の2頭は、ともにG1で5着以内の経験があった。重賞未勝利、なおかつG1善戦経験がない馬は例外なく3着以下に敗れている。
2010年以降の1~3着延べ30頭は、例外なく前走で重賞に出走していた。非重賞戦を経由してきた馬は疑ってかかるべきだろう。
2010年以降の3着以内延べ30頭は、いずれも年明け以降1戦以上を消化していた。昨今のG1競走では、過度に嫌う必要はなくなってきているものの、ヴィクトリアマイルに関しては順調に使われている馬が強い印象。傾向的に年明け初戦の馬は割引が必要となる。
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昨年、ノームコアが記録した勝ちタイムは1分30秒5。これは当時の芝1600mにおける日本レコードでもあり、ヴィクトリアマイルに限れば従来のレースレコードを1秒も更新することになった。なお、クビ差2着の惜敗を喫したプリモシーン、以前のレースレコードホルダーであるストレイトガール含め、3頭とも東京の高速決着に強いデインヒルの血を引いていたことは覚えておきたい。
一方、道悪などで時計の遅い決着になるとSadler's Wellsに所縁のある血統を強調しやすくなり、勝ち馬であれば2018年ジュールポレールは母の父エリシオがFairy King(=全弟)の直仔、2017年アドマイヤリードは母の父がNumerous(=いとこ)。また、良馬場時の最遅タイム勝利記録を持つ2008年エイジアンウインズも、2代母サクラフブキがSadler's Wellsのいとこにあたる血統だ。
プリモシーンは、父ディープインパクト×母モシーン(母の父Fastnet Rock)。母は1200~2500mまで幅広く活躍し、オーストラリアのG1を4勝。母の父はデインヒルの直仔で、オーストラリアで最優秀スプリンターに選出されるほか、2011/2012年・2014/2015年シーズンにおけるチャンピオンサイアーの実績を持つ。東京のマイル戦では6着以下歴がなく、連を外した2018年NHKマイルCも直線で上手く捌けなかったことを思えば上々の内容。時計の速い馬場状態ならば今年も出番がありそうだ。
ノームコアは、父ハービンジャー×母クロノロジスト(母の父クロフネ)。2019年ヴィクトリアマイル、2019年富士S、と東京のマイル戦は重賞を2戦2勝。昨年は半妹クロノジェネシスと揃ってG1ウィナーとなったが、その半妹も2019年クイーンCで東京のマイル重賞を制していた。初の海外遠征となった香港マイル-香G1でも牡馬の一線級を相手に健闘しており、リピーターの目立つ傾向からもディフェンディングチャンピオンとしてぞんざいには扱えないだろう。
ビーチサンバは、父クロフネ×母フサイチエアデール(母の父サンデーサイレンス)。全兄にフサイチリシャール、半姉にライラプスがいる血統馬。なお、昨年の勝ち馬の母クロノロジストはいとこにあたり、父と母の父が共通する同血の間柄。血統背景は申し分なく、2019年クイーンCで勝ち馬からクビ差2着に好走していることも、ヴィルシーナやホエールキャプチャといった同重賞の実績馬から逆算すれば強調しやすい。
シャドウディーヴァは、父ハーツクライ×母ダイヤモンドディーバ(母の父Dansili)。母はアメリカの芝マイル重賞を2勝。母の父はデインヒルの直仔で、昨年の勝ち馬を出したハービンジャーの父。半姉ハウメアがスプリント路線で活躍しているように母系はスピードがあり、良い意味でハーツクライ産駒らしくないタイプ。右回りでは内にモタれる難しさがあり、得意の左回りであれば一考の余地はありそうだ。
(文・シンヤカズヒロ)
4歳以上牝馬による春の女王を決める一戦。かつては古馬牝馬に春の大目標はなかったが、ヴィクトリアマイルが誕生したことで状況は一変し、ローテーションの核ができあがった。記念すべき第1回(2006年)は、ダンスインザムードの2004年桜花賞馬以来となる勝利で幕開け。第4回(2009年)はウオッカ、第5回(2010年)はブエナビスタと、歴史的名牝に数えられる馬たちが力の違いを示し、第6回(2011年)は前年に“牝馬三冠”を獲得したアパパネが貫禄勝ち。G1の看板に恥じないレースに成長していった。その後も、第15回(2020年)のアーモンドアイ、第16回(2021年)のグランアレグリア、第17回(2022年)のソダシなど、人気と実力を兼ね備えた名牝が勝ち馬欄に名を刻んでいる。一方で、波乱含みのレースとしても知られており、第10回(2015年)には3連単で2,000万円超えの配当を記録。今もなお同券種のG1最高配当としてランキングされている。