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ヴィクトリアマイル G1

日程:2022年5月15日() 15:40 東京/芝1600m

ヴィクトリアマイルデータ分析

コース図東京芝1600m

春のマイル女王決定戦であるヴィクトリアマイル。2013~2014年のヴィルシーナ、2016~2017年のストレイトガール(2015年3着で3年連続馬券圏内)と、2頭が連覇を達成。ほか、ウオッカ、ブエナビスタ、ホエールキャプチャ、ジュールポレール、ノームコアなども複数回好走している。リピーターの出現率が高いレースであり、過去に当レースで好走経験があれば、それだけで有力な軸馬候補となる。年齢別では2008年以降、7勝を含む16連対の4歳勢が圧倒的に有利。連対を外した年は2015年と2020~2021年の三度だけで、「リピーターVS4歳勢」の構図が強い一戦となっている。舞台となる東京1600mは長い直線が大きな特徴。反面、高速馬場になることも多く、その場合はスピードとキレのある瞬発力を併せ持つ馬が台頭する。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
まず目立つのが、人気薄の激走の多さで、どの券種も平均配当は軒並み高い。5番人気→12番人気→18番人気の決着で、3連単2,000万超のジャンボ配当となった2015年の大波乱が数字を大きく押し上げているが、それを抜きにしても高水準であることには変わりがない。当レース創設以来、1番人気は【5.4.0.7】で過半数が馬券に絡んでいるものの、2~3番人気は【2.2.3.25】という低調な成績。2番人気以下で3着入りを果たした馬は、人気サイドから人気薄までまんべんなく散らばっており、低評価だからといって軽視は禁物だ。とりわけ、活躍が顕著なのが7~12番人気で、2012年から2019年の間は8年連続複勝圏入りを果たし、2021年も2着に食い込んでいる。高配当を狙うのであれば、ここから勝負するのもひとつの手だろう。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 5-4-0-7 31.3% 56.3% 56.3% 56.3% 71.9%
2番人気 2-0-1-13 12.5% 12.5% 18.8% 50.0% 27.5%
3番人気 0-2-2-12 0.0% 12.5% 25.0% 0.0% 55.6%
4番人気 1-2-2-11 6.3% 18.8% 31.3% 45.0% 70.6%
5番人気 3-0-3-10 18.8% 18.8% 37.5% 230.6% 125.6%
6~9番人気 3-3-5-53 4.7% 9.4% 17.2% 79.1% 93.3%
10番人気以下 2-5-3-130 1.4% 5.0% 7.1% 63.3% 126.4%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 4-1-0-1 66.7% 83.3% 83.3% 98.3% 93.3%
2.0~2.9倍 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0% 0.0% 32.5%
3.0~4.9倍 3-2-1-6 25.0% 41.7% 50.0% 92.5% 75.0%
5.0~7.9倍 1-3-1-20 4.0% 16.0% 20.0% 28.8% 46.4%
8.0~14.9倍 4-2-7-25 10.5% 15.8% 34.2% 132.6% 111.8%
15.0~19.9倍 2-0-2-10 14.3% 14.3% 28.6% 265.0% 113.6%
20.0~49.9倍 1-5-3-62 1.4% 8.5% 12.7% 39.9% 105.2%
50.0倍以上 1-2-2-109 0.9% 2.6% 4.4% 52.9% 116.1%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 2,830円 130円 1,154円
複勝 8,500円 110円 702円
枠連 11,230円 390円 3,318円
馬連 42,710円 750円 11,725円
ワイド 86,580円 330円 8,286円
馬単 73,990円 950円 23,388円
3連複 2,860,480円 2,960円 314,348円
3連単 20,705,810円 7,340円 2,262,442円

【脚質】
単勝回収率に限れば先行勢と中団待機勢がほぼ互角。だが、2008年以降の3着以内馬42頭中24頭を4角7番手以内の馬が占めており、イメージよりも前が有利だということは強く意識しておくべき。それを裏付けるのが上がり3ハロン上位馬の成績だ。最速上がり馬は【3.5.1.6】と半数以上が馬券になっている反面、馬券に絡んだ馬の大半は人気サイドで配当妙味は少ない印象。一方、上がり3位馬は【3.2.2.8】。好走率が高いだけではなく、単勝&複勝回収率も優秀で、上がり最速馬を凌駕するパフォーマンスを示している。こうした傾向が、必ずしも差し優勢のレースではないということの証左である。軸馬には、最低でも中団より前のポジションが取れる馬を選ぶようにしたい。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-1-2-12 6.3% 12.5% 25.0% 176.9% 663.8%
先行 4-5-4-47 6.7% 15.0% 21.7% 22.3% 86.8%
差し 11-8-7-99 8.8% 15.2% 20.8% 126.9% 94.8%
追込 0-2-3-78 0.0% 2.4% 6.0% 0.0% 19.4%

【枠順】
東京芝1600mは、スタートしてから最初のコーナー進入までの距離が約550mと長く、ポジション争いはさほど激しくならないため、枠順による有利不利が少ないコース形態。だが、それはあくまで開催時期を考慮しない場合の話。例年、Aコース→Bコース替わりの週に行われるヴィクトリアマイルでは、内枠が猛烈な強さを見せている。当レース創設以来、1~3枠が馬券に絡まなかった年は二度だけ。2頭以上が3着入りしている年も8回ある。枠順別成績を見ればわかるように、1~3枠の数値はいずれも高い。だからといって、6~8枠の成績も決して悪いものではなく、外枠不利と決めつけるのは早計。内枠有利&外枠不利ではなく、単純に「内枠有利」と結論付けたい。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-2-6-23 3.1% 9.4% 28.1% 12.2% 126.9%
2枠 3-2-3-24 9.4% 15.6% 25.0% 278.4% 144.7%
3枠 5-0-1-26 15.6% 15.6% 18.8% 137.5% 56.6%
4枠 0-3-0-28 0.0% 9.7% 9.7% 0.0% 91.3%
5枠 0-4-1-26 0.0% 12.9% 16.1% 0.0% 97.4%
6枠 4-0-0-28 12.5% 12.5% 12.5% 41.3% 18.4%
7枠 2-1-2-41 4.3% 6.5% 10.9% 100.0% 36.5%
8枠 1-4-3-40 2.1% 10.4% 16.7% 8.5% 222.3%

【血統】
ヴィクトリアマイルでは、父ヘイロー系が断然の存在。なかでも、父サンデーサイレンス系は2008年以降の3着以内馬42頭のうち、半数を優に超える27頭を送り出している。特に2012年以降はディープインパクト産駒やフジキセキ産駒の好走が目立ち、父サンデーサイレンス系で3着入りした大半を両産駒で占めている。フジキセキは2015年、ディープインパクトは2019年に死去。そのため、残念ながら息の長い活躍は望めそうにないが、産駒の出走があれば、徹底マークが必要だ。ミスプロ系では、キングマンボの血を引くキングカメハメハの系統が有力。こちらは、同一馬の好走が多いサンデーサイレンス系と違い、異なる馬で上位に進出しているところが大きな特徴である。こうした傾向は後継の種牡馬にも影響を与えるケースが多いため、今後はロードカナロア産駒などの活躍も期待できそうだ。

◆同コース種牡馬別成績(東京競馬場/芝/1600m/過去5年)集計期間:2017/05/08~2022/05/08

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 67-39-46-278 15.6% 24.7% 35.3% 106.5% 79.8%
2 ロードカナロア 22-23-20-160 9.8% 20.0% 28.9% 76.7% 83.9%
3 ハーツクライ 18-18-25-111 10.5% 20.9% 35.5% 48.7% 88.7%
4 ルーラーシップ 17-14-10-110 11.3% 20.5% 27.2% 75.8% 69.1%
5 キングカメハメハ 16-16-14-90 11.8% 23.5% 33.8% 42.6% 63.2%
6 ダイワメジャー 13-10-5-113 9.2% 16.3% 19.9% 78.7% 63.6%
7 エピファネイア 13-9-9-66 13.4% 22.7% 32.0% 92.4% 67.7%
8 スクリーンヒーロー 7-14-13-79 6.2% 18.6% 30.1% 38.1% 111.2%
9 オルフェーヴル 7-11-5-97 5.8% 15.0% 19.2% 18.3% 41.8%
10 ディープブリランテ 7-9-7-89 6.3% 14.3% 20.5% 167.1% 143.3%

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