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毎年のようにG1並みの豪華メンバーが揃う真夏の頂上決戦。G2昇格初年度の第33回(1997年)を名牝エアグルーヴが制し、翌年の第34回を連覇。第35回(1999年)のセイウンスカイ、第38回(2002年)のテイエムオーシャン、第40回(2004年)のファインモーション、第43回(2007年)のフサイチパンドラ、第50回(2014年)のハープスターなど、G1馬による勝利は枚挙にいとまがなく、特に牝馬が圧倒的な存在感を誇っている。第52回(2016年)の勝ち馬ネオリアリズムは、ここをステップに大きく飛躍し、翌年の香港のクイーンエリザベス2世カップを制して海外G1馬となった。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第59回 |
2023年8月20日 札幌 芝2000m |
プログノーシス | 牡5 | 2:01.5 | 川田将雅 | 栗 | 中内田充 | 全着順を 見る | |
第58回 |
2022年8月21日 札幌 芝2000m |
ジャックドール | 牡4 | 2:01.2 | 藤岡佑介 | 栗 | 藤岡健一 | 全着順を 見る | |
第57回 |
2021年8月22日 札幌 芝2000m |
ソダシ | 牝3 | 1:59.5 | 吉田隼人 | 栗 | 須貝尚介 | 全着順を 見る | |
第56回 |
2020年8月23日 札幌 芝2000m |
ノームコア | 牝5 | 1:59.4 | 横山典弘 | 美 | 萩原清 | 全着順を 見る | |
第55回 |
2019年8月18日 札幌 芝2000m |
ブラストワンピース | 牡4 | 2:00.1 | 川田将雅 | 美 | 大竹正博 | 全着順を 見る | |
第54回 |
2018年8月19日 札幌 芝2000m |
サングレーザー | 牡4 | 2:01.1 | 福永祐一 | 栗 | 浅見秀一 | 全着順を 見る | |
第53回 |
2017年8月20日 札幌 芝2000m |
サクラアンプルール | 牡6 | 2:00.4 | 蛯名正義 | 美 | 金成貴史 | 全着順を 見る | |
第52回 |
2016年8月21日 札幌 芝2000m |
ネオリアリズム | 牡5 | 2:01.7 | C.ルメール | 美 | 堀宣行 | 全着順を 見る | |
第51回 |
2015年8月23日 札幌 芝2000m |
ディサイファ | 牡6 | 1:59.0 | 四位洋文 | 美 | 小島太 | 全着順を 見る | |
第50回 |
2014年8月24日 札幌 芝2000m |
ハープスター | 牝3 | 1:59.1 | 川田将雅 | 栗 | 松田博資 | 全着順を 見る | |
第49回 |
2013年8月18日 函館 芝2000m |
トウケイヘイロー | 牡4 | 2:06.5 | 武豊 | 栗 | 清水久詞 | 全着順を 見る | |
第48回 |
2012年8月19日 札幌 芝2000m |
フミノイマージン | 牝6 | 1:58.7 | 太宰啓介 | 栗 | 本田優 | 全着順を 見る | |
第47回 |
2011年8月21日 札幌 芝2000m |
トーセンジョーダン | 牡5 | 2:00.4 | 福永祐一 | 栗 | 池江泰寿 | 全着順を 見る | |
第46回 |
2010年8月22日 札幌 芝2000m |
アーネストリー | 牡5 | 1:59.4 | 佐藤哲三 | 栗 | 佐々木晶 | 全着順を 見る | |
第45回 |
2009年8月23日 札幌 芝2000m |
ヤマニンキングリー | 牡4 | 2:00.7 | 柴山雄一 | 栗 | 河内洋 | 全着順を 見る | |
第44回 |
2008年8月24日 札幌 芝2000m |
タスカータソルテ | 牡4 | 1:58.6 | 横山典弘 | 栗 | 藤原英昭 | 全着順を 見る | |
第43回 |
2007年9月2日 札幌 芝2000m |
フサイチパンドラ | 牝4 | 2:00.1 | 藤田伸二 | 栗 | 白井寿昭 | 全着順を 見る | |
第42回 |
2006年8月20日 札幌 芝2000m |
アドマイヤムーン | 牡3 | 2:00.3 | 武豊 | 栗 | 松田博資 | 全着順を 見る | |
第41回 |
2005年8月21日 札幌 芝2000m |
ヘヴンリーロマンス | 牝5 | 2:01.1 | 松永幹夫 | 栗 | 山本正司 | 全着順を 見る | |
第40回 |
2004年8月22日 札幌 芝2000m |
ファインモーション | 牝5 | 2:00.4 | 武豊 | 栗 | 伊藤雄二 | 全着順を 見る | |
第39回 |
2003年8月24日 札幌 芝2000m |
サクラプレジデント | 牡3 | 2:00.3 | 武豊 | 美 | 小島太 | 全着順を 見る | |
第38回 |
2002年8月18日 札幌 芝2000m |
テイエムオーシャン | 牝4 | 1:59.5 | 本田優 | 栗 | 西浦勝一 | 全着順を 見る | |
第37回 |
2001年8月19日 札幌 芝2000m |
エアエミネム | 牡3 | 2:00.1 | 蛯名正義 | 栗 | 伊藤雄二 | 全着順を 見る | |
第36回 |
2000年8月20日 札幌 芝2000m |
ダイワカーリアン | 牡7 | 1:59.9 | 田面木博公 | 美 | 二ノ宮敬 | 全着順を 見る | |
第35回 |
1999年8月22日 札幌 芝2000m |
セイウンスカイ | 牡4 | 2:00.1 | 横山典弘 | 美 | 保田一隆 | 全着順を 見る | |
第34回 |
1998年8月23日 札幌 芝2000m |
エアグルーヴ | 牝5 | 1:59.5 | 武豊 | 栗 | 伊藤雄二 | 全着順を 見る | |
第33回 |
1997年8月17日 札幌 芝2000m |
エアグルーヴ | 牝4 | 2:00.2 | 武豊 | 栗 | 伊藤雄二 | 全着順を 見る | |
第32回 |
1996年6月30日 札幌 芝2000m |
マーベラスサンデー | 牡4 | 2:01.6 | 武豊 | 栗 | 大沢真 | 全着順を 見る | |
第31回 |
1995年7月2日 札幌 芝2000m |
スーパープレイ | 牡5 | 2:01.4 | 藤田伸二 | 栗 | 橋本寿正 | 全着順を 見る | |
第30回 |
1994年7月3日 札幌 芝2000m |
ホクトベガ | 牝4 | 2:00.9 | 加藤和宏 | 美 | 中野隆良 | 全着順を 見る | |
第29回 |
1993年7月4日 札幌 芝2000m |
ナリタチカラ | 牡5 | 2:00.2 | 武豊 | 栗 | 大久保正 | 全着順を 見る | |
第28回 |
1992年7月5日 札幌 芝2000m |
サンエイサンキュー | 牝3 | 2:00.2 | 田原成貴 | 美 | 佐藤勝美 | 全着順を 見る | |
第27回 |
1991年6月30日 札幌 芝2000m |
メジロパーマー | 牡4 | 2:00.9 | 松永幹夫 | 栗 | 大久保正 | 全着順を 見る | |
第26回 |
1990年7月1日 札幌 芝2000m |
グレートモンテ | 牡5 | 1:58.9 | 猿橋重利 | 栗 | 高橋成忠 | 全着順を 見る | |
第25回 |
1989年7月2日 札幌 ダ1700m |
ダイナレター | 牡5 | 1:42.8 | 杉浦宏昭 | 美 | 二本柳俊 | 全着順を 見る | |
第24回 |
1988年7月3日 札幌 ダ2000m |
コバノリッチ | 牡5 | 2:03.5 | 柴田政人 | 美 | 阿部新生 | 全着順を 見る | |
第23回 |
1987年7月5日 札幌 ダ2000m |
フォスタームサシ | 牡5 | 2:02.3 | 関口睦介 | 美 | 佐藤勝美 | 全着順を 見る | |
第22回 |
1986年6月29日 札幌 ダ2000m |
ライフタテヤマ | 牡4 | 2:02.3 | 猿橋重利 | 栗 | 安田伊佐 | 全着順を 見る |
1965年にハンデ重賞として創設。舞台は左回りの札幌砂2000mだった。1969年にトラックをダートに変更。1975年に右回りとなり、グレード制が導入された1984年にG3に格付けされた。1990年、前年に新設された芝コース(2000m)に舞台を移設。現在に至っている。1997年にハンデ戦から別定戦に変わり、G2に昇格。実力馬の参戦を促す観点で2006年に定量戦となった。2006年に「サマー2000シリーズ」に指定。シリーズ優勝を目指す夏馬や、秋のG1路線を見据えたトップホースが一堂に会すレースで、「スーパーG2」とも言われる。
第1~14回は7月から9月の間で定まらなかったが、第15~32回は6月下旬~7月上旬で固定。第33回以降は8月中旬に行われている(2007年の第43回は馬インフルエンザ発生の影響を受け9月上旬に繰り下げて開催)。
3歳以上馬が出走可能(ただし、未出走馬・未勝利馬は出走不可)。負担重量規定は、第1~32回がハンデキャップ、第33~41回が別定、第42回以降が定量。斤量は3歳54kg、4歳以上57kg(それぞれ牝馬は2kg減)。2023年より負担重量の変更が行われ、基礎重量が1kg引き上げられた(4歳以上58kg、牝馬2kg減)。コースは第1~4回が札幌砂2000m、第5~24回が札幌ダ2000m、第25回が札幌ダ1700m、第26回以降が札幌芝2000m(第49回は函館芝2000m)。2006年に「サマー2000シリーズ」に指定。外国産馬は1975年から、地方競馬所属馬は1997年から、外国調教馬は2009年からそれぞれ出走可能となった。
1965年 | レース創設。札幌砂2000mで第1回施行 |
---|---|
1969年 | コースをダ2000mに変更 |
1975年 | 左回りから右回りに変更。混合競走となり外国産馬の出走が可能に |
1984年 | グレード制導入。G3に格付け |
1990年 | コースを芝2000mに変更 |
1997年 | G2に昇格。負担重量規定をハンデキャップから別定に変更。指定交流競走となり地方競馬所属馬の出走が可能に |
2006年 | 負担重量規定を別定から定量に変更。サマー2000シリーズに指定 |
2009年 | 国際競走となり外国調教馬の出走が可能に |
2013年 | 函館芝2000mで施行 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
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