ライフタテヤマ(競走馬)

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抹消  鹿毛 1982年4月22日生
調教師安田伊佐夫(栗東)
馬主辻 幸雄
生産者谷岡 正次
生産地静内町
戦績 8戦[4-1-1-2]
総賞金15,482万円
収得賞金3,750万円
英字表記Life Tateyama
血統 ハイセイコー
血統 ][ 産駒 ]
チヤイナロツク
ハイユウ
チエリータテヤマ
血統 ][ 産駒 ]
フアーザーズイメージ
ストローハツト
兄弟 ダンツウイッチフォースタテヤマ
市場価格
前走 1987/06/14 札幌日経賞
次走予定

ライフタテヤマの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
87/06/14 札幌 9 札幌日経賞 OP ダ1800 1311--11** 牡5 59.0 猿橋重利安田伊佐 510
(+14)
1.50.8 -0.237.8⑧⑥⑥④ベルベットグローブ
86/12/07 中京 11 ウインタース G3 ダ2200 1167--11** 牡4 58.0 猿橋重利安田伊佐 496
(-6)
2.19.7 -0.438.1フェートノーザン
86/10/26 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 1612--39** 牡4 58.0 猿橋重利安田伊佐 502
(+8)
1.59.7 1.4--⑦⑧⑧サクラユタカオー
86/09/14 阪神 11 朝日チャレン G3 芝2000 722--12** 牡4 57.0 猿橋重利安田伊佐 494
(-16)
1.59.7 0.0--④④④④ドウカンヤシマ
86/07/20 札幌 10 タイムス杯 OP ダ1800 933--11** 牡4 58.5 猿橋重利安田伊佐 510
(+4)
1.50.3 -0.537.8⑤④ペシャワール
86/06/29 札幌 9 札幌記念 G3 ダ2000 833--21** 牡4 55.0 猿橋重利安田伊佐 506
(+12)
2.02.3 -0.836.1ペシャワール
86/05/11 京都 11 京阪杯 G3 芝2000 17612--33** 牡4 54.0 猿橋重利安田伊佐 494
(-4)
2.04.5 0.3--⑨⑨⑫⑫シングルロマン
86/03/30 阪神 11 サンケイ大阪 G2 芝2000 1022--810** 牡4 56.0 栗田伸一安田伊佐 498
(+30)
2.03.9 2.3--サクラユタカオー

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週末に行われる中央重賞の過去の優勝馬をピックアップして回顧し、競馬の長い歴史の狭間できらめいた馬を紹介する「中央重賞懐古的回顧」。第50回は1986年のウインターS(現在の東海Sに当たる)優勝馬ライフタテヤマを取り上げる。


1980年代の日本競馬を回顧すると、血統表に頻出するケンタッキーダービー馬スワップスの影響力の高さをしみじみと感じる。本邦ではフェートメーカーやシャトーゲイなどが血を伝え、前者はカウンテスアップとフェートノーザンという地方競馬の2大巨頭を生み出し、後者はBMSとしてタマモクロスメリーナイスを送り出した。そして1986年のウインターSを制したライフタテヤマにとっては、母の父ファーザーズイメージの父親に当たる。

ミホシンザンシリウスシンボリと同世代のライフタテヤマ。彼は3歳時にシンザン記念を勝っていたものの、血統由来のダート適性の高さを早くから見込まれていた。春先に種子骨を骨折し、クラシックを全休。だが三冠競走に挑んだとしても芝のG1では相手関係は厳しかったはずで、この休養こそが彼の伝説性をさらに高めたのかも知れない。

休養からの帰厩後じっくりと乗り込まれたライフタテヤマは、翌1986年春に復帰。しかし芝で続戦するも結果は出ず、転機を求めた彼は夏の札幌に参戦。待望されていたダート戦線へと挑むことになる。当時は札幌競馬場に芝コースが存在しなかった。この選択が吉と出て、前年覇者のリキサンパワーを子供扱いにする強さで札幌記念を制覇。続くタイムス杯も完勝し、混沌としていた中央のダート戦線に覇を唱えた。

夏の札幌に君臨したライフタテヤマは、秋天を挟んで同年12月のG3・ウインターS(中京ダート2200m)に参戦。ここで再びリキサンパワーが立ちはだかったが、勝負付けが済んでいた同馬は単枠指定のライフタテヤマの相手にならなかった。レースでは3歳の上がり馬フェートノーザンが直線追いすがったものの、4角先頭からの横綱相撲で完勝。2着フェートノーザンの中竹和也騎手が「勝った馬があまりに強すぎて、あれだけ迫るのがやっと」と述べるほどの強さ。中央の古馬ダート重賞3競走のうち2つを制したライフタテヤマは、ほぼ満票で同年の優駿賞最優秀ダートホースに選出された。

このウインターSの上位5頭のうち、4着モガミダート以外の4頭には先に述べたスワップスの血が流れている。同じ米国の名馬の血を引いたライフタテヤマとフェートノーザンの道はその後分かれた。裂蹄に苦しんだフェートノーザンは、活躍の場を求めて笠松へ移籍。すると目覚ましい活躍ぶりで事実上日本のダート戦線の頂点に立ったが、不慮の事故により志半ばで命を落とした。一方のライフタテヤマもまた裂蹄や脚部不安などに苛まれ、翌1987年の夏に1戦しただけで引退。引退後は種牡馬になった。

ダート6戦6勝で2着につけた着差は合計23馬身。ダート戦線への本格参戦の時期が前倒しされていたら中央馬に開放されたばかりの帝王賞へ出走していたかも知れないし、現在の競走体系ならば競走馬として高い名声を得るだけでなく、種牡馬としても成功したかも知れない。1980年代のダートの強豪らしく数多くの「if」を思い浮かべてしまう馬、それがライフタテヤマであった。

ライフタテヤマ
牡 鹿毛 1982年生
父ハイセイコー 母チェリータテヤマ 母父ファーザーズイメージ
競走成績:中央15戦8勝
主な勝ち鞍:ウインターS 札幌記念 シンザン記念

(文:古橋うなぎ)

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