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【オークス】伏兵マンボで幸四郎7年ぶりGI勝ち

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【オークス】伏兵マンボで幸四郎7年ぶりGI勝ち

 19日の東京11Rで行われた第74回オークス(優駿牝馬、3歳牝馬オープン、GI、芝2400メートル、18頭立て、1着賞金=9700万円)は、武幸四郎騎手騎乗の9番人気メイショウマンボ(栗東・飯田明弘厩舎)が直線で抜け出して優勝。タイムは2分25秒2(良)。

 人気を集めたディープ産駒をあざ笑うように、人気薄の伏兵が鮮やかに樫の女王を襲名した。1馬身1/4差の完勝。74回目のオークスを制したのは武幸四郎メイショウマンボだ。

 レースはクロフネサプライズの逃げで幕を開ける。サクラプレジールトーセンソレイユがマーク。この3頭が大きく後ろを引き離す形で、人気を集めたデニムアンドルビーは最後方からレースを進める。前の3頭を追う各馬も4コーナーでは差を詰めて直線勝負。中団を追走していたアユサンメイショウマンボエバーブロッサムなどが脚いろも良く、大外に持ち出したデニムアンドルビーも懸命に追う。しかし、坂を上がって抜け出したのは人気薄のメイショウマンボ。力強い脚どりで後続の追撃を振り切り、1馬身1/4差でGI制覇を成し遂げた。2着は5番人気エバーブロッサムで、デニムアンドルビーは2着から2馬身差の3着、桜花賞アユサンは4着に敗れている。

 メイショウマンボは、父スズカマンボ、母メイショウモモカ、母の父グラスワンダーという血統。北海道浦河町・高昭牧場の生産で、松本好雄氏の所有馬。通算成績は7戦4勝。重賞はGIIフィリーズレビューに次いで2勝目。飯田明弘調教師、武幸四郎騎手ともにオークス初勝利。

 飯田明弘調教師、父スズカマンボはともにGI初制覇。武幸四郎騎手は06年菊花賞ソングオブウインド)以来となる、4度目のGI勝ち。

 武幸騎手は「GIに乗る回数も減っていたし、これまで3回GIを勝たせてもらいましたが、今回は格別にうれしいです。僕ができることは上手に乗ることだけでした。引っ張りきれないくらい本当にすごい手応えで、何とか抑えていましたが、直線はすごい伸びでした。人間の方がフォームがバラバラになってしまいましたけど(笑)、久しぶりのGIを勝ててうれしいです。特にこのメイショウマンボで勝てたことがうれしいですね。成績が出ていない時にも声援は届いていました。ありがとうございます」と7年ぶりに制したGIの喜びに浸っていた。

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