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サマー2000シリーズ第4弾、札幌記念(19日、GII、芝2000メートル)の追い切りが16日、函館、札幌競馬場で行われた。昨年2着のアクシオンは函館のWコース併せ馬で1馬身遅れも、復調を感じさせる脚さばき。中央競馬でサンデーサイレンス産駒最後の現役馬が、偉大な父の命日に復活Vをささげるか。札幌では同じく9歳の古豪ネヴァブションが、態勢を整えた。
調教開始直前に降り始めた横殴りの雨は、何かが起きる予兆だろうか。悪天候の中、アクシオンが力強い動きを披露。ずぶぬれで手綱を取った柴山雄一騎手は、雨をぬぐいながら手応えを語った。
「馬場が悪くて脚を取られていたけど、動きは悪くなかった。乗っていて衰えは感じない」
Wコースでの最終追いは、先行するドントブリンク(牡3未勝利)を追走してスタート。雨で重くなったウッドチップを蹴り上げ、徐々にペースアップしていく。直線に向いて鞍上からムチが飛ぶと、ラスト1ハロン13秒3(4ハロン52秒0)と踏ん張ってゴール。僚馬に1馬身遅れたが、柴山は「この馬場状態で、しまいまで止まってない」と及第点を与えた。
前走の函館記念12着を含めて、6戦連続で2桁着順と低迷中。だが、得意舞台で目覚める可能性はある。札幌芝コースは6戦して【2・3・1・0】と好相性。札幌記念でも昨年2着、一昨年3着と上位争いしている。篠原調教助手は「夏に強いタイプではないので、涼しい気候と洋芝が合っている」と分析。「大きく変わったところはないけど、具合はいい」と、地の利を生かした一変に期待する。
一世を風靡(ふうび)したサンデーサイレンス産駒だが、この馬がJRAでは最後の現役馬となった。くしくもレース当日の8月19日は、2002年にこの世を去った父の命日。柴山は「何かそういうものに助けられないかな。競馬ってそんなものだからね。相手は強いけど、この馬も能力はある。あとは気持ちだけ」と、函館の薄暗い空を見上げた。
3冠馬ディープインパクトを筆頭に、多数の名馬を送り出して日本競馬の歴史を変えた父が天国に旅立ってから、ちょうど10年。アクシオンがドラマチックに、その血のすごみを見せつける。(川端亮平)
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