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【中山記念】ストリート重賞級の器…血統診断

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 アブソリュートウオッカなどを出しているタニノギムレットの産駒。母はSSの初年度産駒で重賞2勝、祖母ダイナアクトレスからはステージチャンプスクリーンヒーローが出ている活気ある一族だ。底力と瞬発力が優れた血統背景だが、のびのびと走れる広い馬場の方がよさそうだ。

 セイクリッドバレーの母系は、小回りをこなせる一瞬の切れ味がある。久々でも走れる気性なので健闘の余地はある。

 ホワイトマズル産駒は気性面の難しさがネックだが、底力が豊富で一流馬に育った馬の実力は本物。シャドウゲイトはGIを勝っており、前走くらい走れて不思議はない。スムーズに先手を取れるかが大きなポイント。

 タイキシャトル産駒ドリームサンデーは3代母が桜花賞ハギノトップレディで、名門ファミリー出身だ。中距離でスピードを生かす競馬がベスト。マイペースに持ち込めれば侮れない。

 昨年の牡牝2歳王者を出して仕上がりの早さを伝えるキングカメハメハだが、自身は使われるごとに強さを増した感があり、キングストリートはそのあたりが父に似たのだろう。母系からは同じ中山芝千八のスプリングSを勝ったナリタキングオーが出ており、速いペースを持続できるタイプ。重賞級の器もあるので、Vのチャンスだ。

 サニーサンデーは母の半兄に牡馬2冠のサニーブライアンマーベラスサンデー産駒は粘り強い脚を使えるので、小回りはむしろ歓迎。極端に時計が速くならなければ、巻き返しの可能性は十分ある。

 キングストレイルは母の父がノーザンテーストなので、8歳でもさほど力の衰えはなく、ハイレベルのメンバーだった昨年4着以上も。ニルヴァーナは母の父が仕上がりの早いヌレイエフ。7歳では上がり目はなさそうだ。

 ライブコンサートは、母系にダートの活躍馬が多数。少し時計がかかった方がいいのかもしれない。ダンスインザモアは母の父が切れ味の豊富なリヴリア。展開次第だろう。(血統取材班)

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