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【高松宮記念】再び襲来!エアロヴェロシティ連覇へ

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【高松宮記念】再び襲来!エアロヴェロシティ連覇へ

 今週27日は中京で春のGI開幕戦、スプリント王を決定する「第46回高松宮記念」(芝1200メートル)が行われる。

 最大の注目は連覇を狙い再び来日した、香港馬エアロヴェロシティだ。1月に香港GIセンテナリースプリントCを快勝しており、8歳でも衰えはない。千葉県白井の競馬学校でも順調に調整されており、18日にはゲート試験に合格。「折り合いも良く順調に調整できており、いい状態をキープしている。連覇の自信はある」と、パン・チー・ン助手も好感触だ。連覇となれば、10、11年のキンシャサノキセキに次ぐ2頭目の快挙。

 昨年3着のミッキーアイルは前哨戦の阪急杯を逃げ切った。先週16日に栗東坂路で4F51秒7をマークし、「久々を使った上積みはあるし、元気いっぱい」と音無調教師。14年NHKマイルCに続くGI制覇に手応えを感じている。

 シルクロードSで重賞初Vを決めたダンスディレクターはGI初出走。16日には栗東坂路で新パートナーの横山典騎手を背に4F51秒6。「自分の競馬に徹してくれれば」と、笹田調教師は意欲的だ。

 夕刊フジオーシャンS組は個性派がそろう。重賞初制覇を飾ったエイシンブルズアイはさらに状態アップ。2着ハクサンムーンは昨年のオーシャンS→高松宮連続2着で、今年も侮れない。3着スノードラゴンは昨年のスプリンターズS馬。叩かれた上積みを思えば、春秋スプリントGI完全制覇もない話ではない。5着アルビアーノはつまずく不利があっただけにまともなら。

 最大の惑星は7Fの阪急杯(6着)を経て6F初参戦となる、昨年の桜花賞レッツゴードンキだろう。

(夕刊フジ

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