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昨年ワンツーのキングマンボ系をはじめとするミスタープロスペクター系の種牡馬を父か母の父に持つ馬が活躍。過去10年で馬券に絡んだ30頭中23頭が該当している。
トップ評価はドゥラエレーデだ。ミスプロの代表産駒キングマンボ系のドゥラメンテ産駒で、同産駒は芝のイメージが強いが、勝率でいえばダートも同等で、中でも1600~1800メートルの数値が高い。母系も近親にサトノダイヤモンド(菊花賞、有馬記念)と底力十分。スプリント戦で活躍したリナーテも出ており、距離短縮にも対応できるはず。
同じドゥラ産駒のシャンパンカラーも要注目。こちらは母系にダート適性をアシストするストームキャットが入っているのがいい。初ダートがGⅠとハードルは高いが、激走があっても不思議ではない。
昨年2着のレッドルゼルやカラテも血統構成がいいが、さすがに8歳では強くは推せない。それなら、セキフウをチョイスしたい。へニーヒューズ産駒は2016年にモーニンが勝っており、その父ヘネシーは20年Vモズアスコットの母の父だ。ストームキャットとキングマンボの血を持つ馬は、このレースと相性もいいだけに侮れない。
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