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国内最大のサラブレッド市場、セレクトセールの初日1歳競りが10日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。今年、ドバイシーマクラシックや宝塚記念を制したイクイノックスを出したキタサンブラックの産駒が大人気で、「アイムオールレディセクシーの2022」の牡馬は2億9000万円で廣崎利洋HD(株)が競り落とした。来春新規開業予定の福永祐一厩舎に預託される見通しだ(金額はすべて税抜き)。
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初日の1歳セッションの話題をさらったのは、やはりキタサンブラック産駒だった。初年度からイクイノックス(天皇賞・秋、有馬記念、ドバイシーマクラシック、宝塚記念)、2世代目からもソールオリエンス(皐月賞)を送り出した種牡馬の血を求めて、争奪戦が繰り広げられた。
上場番号4番「インクルードベティの2022」(牡)が3億1000万円をつけたのを皮切りに、上場された6頭すべて落札。平均価格も1億6000万円超と、まさに〝お祭り〟状態となった。
その中で、母が米国で芝GⅢ3勝という上場番号92番「アイムオールレディセクシーの2022」(牡)を競り落としたのが、廣崎利洋HD(株)。菊花賞馬アスクビクターモアをはじめ桜花賞馬レッツゴードンキ、ヴィクトリアマイル連覇のストレイトガールなどのオーナーとして知られる廣崎氏は「きょうの競りで一番いいと思っていたので、とにかく誰が来ても最後まで行くつもりでした」と高値がつけば間髪入れずにさらに高値を申し出る攻めの姿勢で、2億9000万円で押し切った。「血統的にもすごく楽しみですし、何と言ってもキタサンブラックの産駒。息の長い活躍を期待します」と最高の笑みを見せた。
預託先は「ユーイチくんのところに預けようと思います。すごく楽しみですよね」(廣崎氏)と来春新規開業予定の福永祐一厩舎。「来年開業して、預かれるようになればいいですね」と前置きした福永技術調教師は「まだ開業が確定していないにもかかわらず、このような高額馬を、調教師として何の実績もない自分に託すと言ってくださったオーナーには感謝していますし、今までにない緊張感を持っています。調教師として期待に応えられるよう、準備をしていきたいですね」と表情を引き締めた。
本馬については「非常にいい馬ですね。芝の中・長距離で活躍が見込まれます。これからがより大事な時期になってくるので、牧場とコンタクトを取りながら競走馬として大成できるよう携わっていきたいですね」と好印象を抱いた様子。順調ならば、来夏にターフをにぎわしている可能性も十分ありそうだ。(松永昌也)
■藤田晋オーナーの所有馬も預託予定 上場番号41番「アルテリテの2022」(父キタサンブラック、牝)を、インターネット事業大手・サイバーエージェント代表取締役の藤田晋氏が8800万円で落札。こちらも福永厩舎に預託される予定となっている。「(福永)調教師と相談して決めました。個人的に親しいので、お願いできればと」と藤田氏は話した。
■福永 祐一(ふくなが・ゆういち) 1976(昭和51)年12月9日生まれ、46歳。滋賀県出身。96年3月にデビューし、53勝で最多勝利新人騎手に。2011、13年にJRAリーディングを獲得。JRA通算2636勝は歴代4位、重賞はコントレイルでの3冠(20年)などGⅠ34勝を含む160勝。23年2月限りで引退し、調教師に転身。父・洋一氏は元騎手。
■セレクトセール 一般社団法人日本競走馬協会(JRHA)が主催する世界有数の競走馬の競り市。開かれた市場の確立などを目的に1998年に始まった。過去に3冠馬ディープインパクトなど多くのGⅠ馬が誕生。初日に1歳、2日目に当歳の競りを行う。
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