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12月24日の中山10Rで行われた「第145回中山大障害」(3歳以上障害オープン、J・GI、芝4100メートル、定量、11頭立て、1着賞金=6600万円)は、5番人気ニシノデイジー(牡6歳、美浦・高木登厩舎)がV。引退レースで注目を集めたオジュウチョウサン(牡11歳、美浦・和田正一郎厩舎)は、単勝2.4倍の1番人気に推されたが6着に終わった。
ジャンプ界の〝絶対王者〟が、競走生活に幕を下ろした。2016、17、21年に優勝歴のある暮れの風物詩、中山大障害。11歳を迎えたオジュウチョウサンは大竹柵、赤レンガ、最後に死力を振り絞ってバンケットへと果敢に挑んだが、全盛期の迫力ある走りは影を潜め、5~6番手追走から伸び脚を見せることなく力尽きた。それでも、見届けた多くのファンからは温かい拍手が送られた。
デビュー直後は平地で2戦して11、8着。長期休養を挟んだ障害入り初戦でも13秒7差をつけられて14着のしんがり負けを喫した競走馬が、想像もできないサクセスストーリーを描いた。5歳春の中山グランドジャンプで初タイトルを手にしてから、無敵の進軍を開始。障害重賞9連勝を成し遂げると、平地でも武豊騎手とコンビで連勝し、破竹の11連勝で〝オジュウフィーバー〟を巻き起こした。2018年の有馬記念には堂々、ファン投票3位で出走。残念ながら8着に敗れたが、大いに見せ場を作っての0秒8差で、惜しみない称賛を受けた。
年齢を重ねてからは、骨折などもあって出走回数が減ったものの、今春の中山グランドジャンプで7年連続J・GI制覇という偉業を達成。11歳を迎えてもなお、衰えのない実力を誇示していた。今回は、レース前に種牡馬入りが発表されて臨んだラストラン。4年前、果敢に挑んだ有馬記念と同じ1番枠から有終の美を狙って敗れたが、その偉大な功績が色あせることはない。
◆石神深一騎手「枠順が良かったし、スタートでいいポジションにつけられました。コース取りも良かったと思います。ただ、大生垣を飛んでからいつもより手応えがなかったですね。バンケットの上りからは頑張ってゼノヴァースと一緒に上がっていけたのですが、そこで完全にスタミナが切れました。(現在の)力は出し切れたと思います。心肺機能を鍛えるような調教もしてみましたが、(年齢的に)上がってくることはなかったですね。ケガやアクシデントがあるのがずっと嫌だったのでホッとしています。レース後はオジュウに『お疲れさま、ありがとう』と伝えました。種牡馬になるのはうれしいし、子供にも乗ってみたいですね。(コロナ禍での)規制が明けたら牧場まで会いにいきたいと思います」
■オジュウチョウサン 父ステイゴールド、母シャドウシルエット、母の父シンボリクリスエス。北海道日高町・坂東牧場の生産馬で、馬主は(株)チョウサン。通算成績は40戦20勝(うち障害32戦18勝)。重賞は2016、17、18、19、20、22年J・GI中山グランドジャンプ、16年J・GⅢ東京ジャンプS、16、17年J・GⅡ東京ハイジャンプ、16、17、21年J・GI中山大障害、17、19、20年J・GⅡ阪神スプリングジャンプの15勝。JRA賞の最優秀障害馬には16~18年、21年と4度選出されている。
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