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【フラワーC】スタニングローズ開花!重賞初制覇

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【フラワーC】スタニングローズ開花!重賞初制覇

川田騎乗で2番人気のスタニングローズが、好位のインで流れに乗り、先に抜け出したニシノラブウインクをゴール前で捕らえて、重賞初勝利を飾った。賞金を加算したが次走は未定で、状態を見て今後は決められる。1番人気シンティレーションは中団から外を回って伸びたが3着だった。



リーディング首位をひた走る名手の巧みな手綱さばきが、若き素質馬を〝開花〟へと導いた。スタニングローズが4度目の挑戦で重賞初制覇。川田騎手は冷静な口調でレースを振り返った。

「雰囲気は良かったですし、いい形で直線に向くことができました。(直線で)動き切ってしまってからは大丈夫な雰囲気が出ましたので、無事に勝てて何よりです」


ゲート内での駐立が良くなく出遅れ気味のスタートだったが、最内枠も味方にリカバリーしてしっかりと好位のインを確保。直線では先に抜け出していたニシノラブウインクを一完歩ごとに追い詰め、ゴール前できっちり半馬身かわし去った。手を叩いて出迎えた高野調教師は「任せておけばこうなるというか、何があっても(1着を)取れるというか…。さすがのポジションでした」と鞍上に最敬礼だ。

昨年は牡馬相手に重賞を3戦。最高3着と結果は伴わなかったが、厳しい戦いとその後の休養が馬を変えた。「心身とも超回復というか、いい負荷がかかって強くなったと思います」と指揮官。ジョッキーも「パドックでまたがった瞬間に成長を感じる体になっていました」と目を細めた。

この世代が最終産駒となる父キングカメハメハに14世代連続での重賞Vを贈った孝行娘。オークス秋華賞2着の祖母ローズバドなど活躍馬を送り出し続ける〝バラ一族〟の出身で前途は洋々だ。次走は未定だが、状態が良ければ春にもう一戦する予定。まだ肌寒さの残る中山で咲いた乙女は、さらに上のステージも華やかに彩るはずだ。(漆山貴禎)

スタニングローズ 父キングカメハメハ、母ローザブランカ、母の父クロフネ。鹿毛の牝3歳。栗東・高野友和厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績7戦3勝。獲得賞金7103万1000円。重賞は初勝利。フラワーC高野友和調教師が2017年ファンディーナに次いで2勝目。川田将雅騎手は初勝利。馬名は「魅力的な薔薇」。

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