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【スポ京都金杯】2年4カ月ぶりケイデンス復活星だ!

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【スポ京都金杯】2年4カ月ぶりケイデンス復活星だ!

 京都金杯は5日、中京競馬場で16頭によって争われ、岩田康騎乗で12番人気のケイデンスコールが、好位から抜け出して快勝。新潟2歳S以来の復活勝利で、岩田康騎手は5年連続でJRA重賞勝利となった。2着に2番人気のピースワンパラディ、3着に14番人気のエントシャイデンが入り、1番人気のシュリは5着。3連単122万8010円はレース史上最高払戻金額の波乱となった。

 新春の桶狭間で鮮やかな復活Vを決めた。12番人気のケイデンスコールが好位から抜け出し、2018年の新潟2歳S以来、2年4カ月半ぶりの勝利で重賞2勝目。17年から5年連続JRA重賞勝利で通算100勝目に王手をかけた岩田康騎手=円内=が、何度も拳を突き上げて喜びを爆発させた。

 「最高です。狙ったレースでした。枠も良かったし、最高のポジションでレースができて、馬が応えてくれました。ゴールまで本当に頑張ってくれました」

 (2)番枠からスタートを決めて、道中は好位のインをリズム良く追走。直線に向いて馬場の真ん中に持ち出すと、鞍上の右ムチに応えて力強く抜け出し、最後は猛追するピースワンパラディを3/4馬身差で振り切った。

 しばらく勝利から遠ざかっていたが、3歳春には、GI・NHKマイルCで2着に入った実力馬で、連対したすべてが左回りコースという“サウスポー”。例年行われる京都競馬場が改修工事のため、今年は左回りの中京開催という運も味方に、本来の走りを取り戻した。

 安田隆調教師は「左回りはいいですね。デビューの頃は小さい感じでしたが、最近馬がすごく大きくなりました」と、ロードカナロア産駒の成長した姿に喜びもひとしお。今後も左回りのマイル戦が目標となり、春には東京の安田記念(6月6日、GI、芝1600メートル)などの大舞台も見えてきそうだ。「いいきっかけをつかんだので、これから大活躍してほしいですね」とトレーナーは結んだ。

 得意条件で完全復活を遂げた重賞ウイナー。ケイデンスコールが、今年のマイル路線に新風をふかせる。(斉藤弘樹)



 ケイデンスコール…父ロードカナロア、母インダクティ、母の父ハーツクライ。鹿毛の牡5歳。栗東・安田隆行厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は(有)サンデーレーシング。戦績は15戦3勝。獲得賞金1億3207万5000円。重賞は2018年のGIII新潟2歳Sに次いで2勝目。京都金杯は安田隆行調教師が初勝利、岩田康誠騎手は08年エイシンデピュティ、10年ライブコンサートに次いで3勝目。馬名は「軍隊で訓練時に唱和される行進曲、訓練歌」

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