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引退レースのジャパンCでGI9勝目を飾ったアーモンドアイ(美・国枝、牝5)、2着コントレイル(栗・矢作、牡3)、3着デアリングタクト(栗・杉山晴、牝3)は一夜明けた30日、それぞれの馬房で元気な姿を見せた。
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引退レースで3冠馬3頭対決を制したアーモンドアイは、馬房でゆったりと静養した。
前夜は午後7時20分ごろに厩舎に到着し、「体は疲れていますが、カイバをよく食べてリラックスしています。問題ないですね」と根岸助手。
「(馬場が荒れていた)内枠で、不安しかありませんでしたが、ルメール騎手が素晴らしいエスコートをしてくれました。大きなけがもなくやってきて、最後もいい結果を残してくれました。感謝、“お疲れさま”ですね」と、苦楽をともにしてきた愛馬にやさしく声をかけていた。
今後はいったん福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出され、19日に中山競馬場で行われる引退式に備える予定。来春の初めての種付け相手はエピファネイアが有力で、産駒は順調にいけば2024年にデビューを迎える。
根岸助手は「ウチの厩舎に入ってくるようなら、ぜひ担当してみたいですね」と2世との対面を心待ちにしている。
8戦目にして初黒星を喫した3冠馬コントレイルは、馬房で激戦の疲れを癒やした。
金羅助手は「さすがに疲れはありますが、思ったよりカイバは食べています。上がり時計も(出走馬で)一番速かったし、よく走ってくれました」と奮闘をたたえた。
今週中に放牧に出されて、来春まで休養する予定。大阪杯(4月4日、阪神、GI、芝2000メートル)あたりを視野に入れており、「ゆっくり休んでほしいですね。また来年、頑張ります」と同助手は明るく話した。
6戦目にして初黒星を喫した3冠牝馬デアリングタクトは、激闘から約9時間後の30日午前0時30分頃に自厩舎に到着した。「カイバを食べているし、まずは元気ですね。強い相手のなかでいいレースができて、力は出せたと思うし、これからが楽しみです」と池水助手は語った。
★アーモンドアイの競走成績はこちら★コントレイルの競走成績はこちら★デアリングタクト の競走成績はこちら
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