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9月1日の新潟11Rで行われた第55回新潟記念(3歳以上オープン、GIII、芝・外2000メートル、18頭立て、1着賞金=4100万円)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気ユーキャンスマイル(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団のイン待機から直線は馬場の中央に出して一気にはじけ、外から馬体を寄せて伸びきたジナンボー(6番人気)をクビ差退けて2度目の重賞制覇を果たした。タイムは1分57秒5(良)。
クビ+2馬身差の3着には後方から伸びたカデナ(8番人気)が続き、1番人気に支持されたレイエンダは好位から伸びず9着に終わった。
新潟記念を勝ったユーキャンスマイルは、父キングカメハメハ、母ムードインディゴ、母の父ダンスインザダークという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は金子真人ホールディングス(株)。通算成績は12戦5勝。重賞は2019年ダイヤモンドS・GIIIに次いで2勝目。新潟記念は、友道康夫調教師は2014年マーティンボロ、15年パッションダンスに次いで3勝目。岩田康誠騎手は初優勝。
◆岩田康誠騎手(1着 ユーキャンスマイル)「久しぶりの2000メートルでしたが、馬が力をつけていますし、リズム良くインで運べて追走は楽でした。4コーナーでは(他の馬が)外に出して行きましたし、必死で(馬に)“頑張れ”と言いました。力をつけて成長していますので、この先は大きなところを狙って上を目指せると思います」
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