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トップハンデも何のその! 復調した重賞3勝馬ウインブライトが、地力の高さを見せつける。
昨年の大阪杯で12着に敗れたあと、なかなか状態が上がらず休養が長引いていたが、秋に入って富士S10着→マイルCS9着と叩きつつ良化。GIの前走は、完調手前で初めて一線級マイラーを相手にしながら0秒4差と上々だった。
手綱を取り続けてきた松岡騎手も、「マイルのスペシャリストがそろったGIでペースの変化に対応できなかったけど、あれだけの競馬ができれば」と確かな手応えをつかんだ。
復活に向けて、乗り込みも順調。調子の波が成長曲線と噛み合い、ここにきて最高潮の状態にある。2日の最終追いもWコースで単走ながら、力強い脚取りで好気配をアピール。主戦も、「デキは申し分ないですよ。ここにきて腰も成長して、馬のレベル上げに成功した印象ですね。アクションはすごくいいし、今まで乗ってきたなかで一番いい」と文句なしの仕上がりを強調している。
ピークの状態にあるならば、絶好の舞台適性もここぞとばかりにモノをいう。中山コースはGIIのフジテレビ賞スプリングS、中山記念勝ちを含めて【3・2・0・1】。他にも福島記念Vがあり、小回り&右回りの舞台では持ち前の機動力が存分に生きる。
トップハンデ58キロも地力の証明だろう。この中山金杯では過去10年、ハンデ57キロ以上の馬が5勝をあげ、うち明け5歳馬に限れば【1・3・1・3】で連対率50%を誇る。
「58キロでも、今のデキなら気にならない」とジョッキーも自信満々。昨年、セダブリランテスのクビ差2着と惜敗した一戦で雪辱を果たし、2019年の大飛躍につなげる。
“究極の3連単”はブライトを1着に固定。中距離重賞で安定感が光るエアアンセムを2、3着に据えた12点で勝負する。(夕刊フジ)
★中山金杯の出馬表はこちら
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