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◆芝重賞実績 連対20頭中16頭が芝の重賞ウイナーで、うち12頭は芝2400メートル以上で重賞V。重賞未勝利だった4頭には芝2500メートル以上で重賞2着かGI3着の実績があった。
◆長距離GI実績 連対14頭に天皇賞・春か菊花賞の出走経験があり、うち12頭がそこで3着以内か0秒4差以内に好走。長距離GI未経験だった6頭のうち、2頭はGI馬で、さらに2頭は前走でGIIを勝って勢いがあった。
◆前走はGII 連対18頭の前走が芝2000メートル以上のGII。なかでも日経賞(3勝2着5回)、産経大阪杯(2勝2着3回)、阪神大賞典(3勝)の3レースが主力だ。
◆前走3着以内 連対16頭が前走3着以内。4着以下から巻き返して優勝した馬は2頭で、2012年ビートブラックは菊花賞3着の実績があり、14年フェノーメノは前年の覇者だった。
◆4~6歳中心 勝ち馬全10頭を含む連対18頭が4~6歳。4歳は5勝2着2回と好成績だが、連対7頭中5頭が前年のクラシックで連対しており、GI実績が求められる。7歳以上は【0・2・1・46】と劣勢。牝馬はGI馬3頭を含む4頭が出走して全て掲示板外に敗れている。
◇結論◇
トップ評価はゴールドシップ。菊花賞をはじめ、芝2400メートル以上の重賞を6勝と実績は断然だ。昨年の天皇賞・春で0秒1差の4着だったキズナも大きな差はない。芝2400メートル以上のGIIを連勝中のアドマイヤデウスや、3連覇を狙うフェノーメノも争覇圏内だ。 (データ室)
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