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JCダート(12月1日、阪神、GI、ダ1800メートル)に、みやこSを制した新興勢力のブライトラインが出陣する。芝で2012年GIIIファルコンSを制している4歳馬は、ダートに転じて5戦3勝。潜在能力は一級品で、鞍上も全国リーディングトップの福永騎手とあって、新王者誕生を予感させる。
新境地を開拓したブライトラインが、一気に頂点まで駆け上がる。今年4月に主戦場を芝からダートに替えて以降、5戦3勝、3着2回。前哨戦のGIIIみやこSを制し、勢いに乗ってGIに参戦だ。
「実績を積み上げてきているし、力的にもヒケを取らない。走法などからダートも合うと思っていましたが、期待通りでしたね」
鮫島調教師の明るい表情が、充実ぶりを物語る。ダート初戦の京葉S(1200メートル、3着)から次第に距離を延ばして、前走では今回と同じ距離のみやこSを優勝。4コーナー手前で先頭に立ち、ローマンレジェンドやグレープブランデーのGIホースを抑えてのVは価値がある。
今回は砂の猛者たちが集うGIで、前走の京都と違って直線に坂がある阪神が舞台。条件は厳しくなるが、「気分よく、自分のリズムを刻んでいけば脚を蓄えられるはず」とトレーナーは見通しを語る。
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