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【産経大阪杯】ヴィルシーナもう銀はいらない

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【産経大阪杯】ヴィルシーナもう銀はいらない

 今週の阪神日曜メーン・GII産経大阪杯(芝2000メートル)に、紅一点でヴィルシーナが出走する。昨年の牝馬3冠レースとエリザベス女王杯ではいずれも2着に敗れたが、今回断然の1番人気が予想されるGI5勝馬オルフェーヴルと比べて斤量は4キロ軽く、友道康夫調教師は「楽しみ」と打倒を宣言。春の大目標のヴィクトリアマイル(5月12日、東京、GI、芝1600メートル)に向け注目の始動戦となる。

 昨年はGI全4戦で“銀メダル”に終わったヴィルシーナが、ひと回り成長した姿で4歳初戦を迎える。

 「体はプラス10キロぐらい。太め感はなく、成長分。放牧先を出るときは470キロほど(前走448キロ)だったからね。いいリフレッシュになった」。友道調教師が表情を緩める。昨年11月のGIエリザベス女王杯2着後、滋賀県のノーザンファームしがらきへ放牧。今月7日に栗東トレセンに帰厩し、順調に調整を続けている。

 昨年は桜花賞オークスローズS秋華賞ですべてジェンティルドンナの2着。特に秋華賞では歴史に残る死闘を演じ、ハナ差に泣いた。古馬と初対戦のエリザベス女王杯は、7番人気の伏兵レインボーダリアにクビ差惜敗。5戦連続2着だが、能力はGI級だ。

 打倒オルフェーヴルへ大きな後押しがある。宿敵ジェンティルドンナは、斤量が53キロだった昨秋のジャパンCで同57キロのオルフェーヴルに競り勝ってV。今回もヴィルシーナの54キロに対し、オルフェやエイシンフラッシュなど牡馬のGIホースは58キロだ。「斤量差があるし、楽しみ」とトレーナーは力を込める。

 「精神力はすごい。気で走るので休み明けも問題なく、牡馬相手でも気後れはない」

 産経大阪杯からの始動は予定通り。悲願のGI制覇をかけた大目標のヴィクトリアマイルへ好発進を決める。 (森本昭夫)

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