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◆GI実績必要 連対20頭中13頭に芝GI連対歴。残る7頭の中に優勝馬は3頭いるが、いずれも芝GII2勝以上の実績があった。重賞勝ちがなかった2007年アグネスアークは近2走でGII連続2着と勢いがあったが、優勝には届かず2着まで。
◆芝2000メートル以上で重賞V 勝ち馬10頭を含む、連対17頭が芝2000メートル以上の重賞ウイナー。例外の3頭も全て芝2000メートルのGIかGIIで2着ならあった。
◆東京コースで重賞V 中山開催の02年を除く連対18頭中、12頭に東京芝で重賞V歴。勝ち馬に限れば9頭中8頭が該当し、例外の05年ヘヴンリーロマンスも東京芝で準OP勝ちがあった。
◆前走はGIかGIIで5着以内 20頭全馬の前走が芝のGIかGIIで5着以内。着順の内訳は1着8頭、2着7頭で、前走で好走していた馬が断然有利だ。レース別では毎日王冠が3勝2着3回、宝塚記念が3勝2着2回で好相性。ローテは19頭が該当する6月以降に1走以上が理想だが、夏に使い込まれている馬は割り引きが必要。
◆3歳馬 最低でもGI勝ち、もしくは東京でのVを含む重賞2勝以上は欲しい。
◇結論◇
3歳馬フェノーメノがトップ評価。東京でGII勝ち、GI2着の実績があれば十分に通用する。昨年の2着馬ダークシャドウも全項目をクリア。東京芝で重賞2勝含む【5・1・0・0】の成績も強調できる。ルーラーシップは芝2000メートル以上でGI1勝、GII3勝と実績上位。昨年の覇者トーセンジョーダンも、4月の天皇賞・春以来と間隔が大きくあいたこと以外に不安はない。5戦無敗の3歳馬カレンブラックヒルは距離経験が1800メートルまでで、やや割り引き。(データ室)
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