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【中山金杯】データ解析

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 *過去10年が対象

 ◆中山経験必要

 東京開催だった02年を除く連対馬18頭中、17頭に中山芝の出走経験があり(例外は昨年優勝コスモファントム)、うち14頭は芝1800メートル以上のレースで連対歴があった。昨年、11番人気で2着だったキョウエイストームは当時、中山芝【3・3・2・0】のコース巧者。中山芝での好走実績は非常に重要だ。

 ◆芝中距離のオープンで好走経験

 連対馬20頭中、17頭に芝1800メートル以上のオープン(重賞含む)で連対経験があった。例外の3頭中2頭は軽ハンデ(02年2着タフグレイス51キロ、03年2着トーアメイウン50キロ)だった。ハンデが軽くない限りは、オープン実績は必要だ。

 ◆前走は中距離戦

 クラスや結果などは問わないが、前走は中距離戦に出走していることが理想だ。前走で1800メートル~2000メートル以外のレースに出走していた馬の連対は4頭。うち3頭は芝1600メートルからの参戦で、大幅な距離延長や距離短縮から臨む馬は割り引き。

 ◆8歳以上と牝馬は不振

 6歳、7歳馬は強いが、8歳以上は不振。連対は、のちに10歳となっても重賞を制したアサカディフィートによる2回(06、07年ともに2着)のみ。また、牝馬はVなしで、2着が2度あるだけ。近6年に限れば3着以内もない。

 ◆ハンデは55キロ以上

 ハンデ50キロ~58キロの馬が連対しているが、最近は55キロ以上を背負っている実績馬の活躍が目立つ。連対馬20頭中14頭がハンデ55キロ以上で、近4年の連対馬8頭は全て55キロ以上。ハンデが重くても実績馬を軽視するのは禁物だ。

 ◆結 論

 コスモファントムは昨年の勝ち馬で、前走の中日新聞杯Vで復活。ハンデは昨年より1・5キロ増だが57・5キロならば問題なく、連覇を期待できる。ゲシュタルトは10年スプリングS2着、11年産経賞オールカマー2着と、中山芝のGIIで好走。逆転のチャンスは十分にある。ダイワファルコンは、メンバー最多タイとなる中山芝5勝(ほかにネヴァブションも5勝)を挙げている点が光る。逆に、人気を集めそうなアドマイヤコスモスエクスペディションは、中山未出走が減点材料。 (データ室)

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