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◆スピルバーグ(美・藤沢和、牡、東京土曜新馬、芝2000メートル)
《戦評》前半1000メートル通過66秒9という超スローペースの中団外めを進んだ。4コーナーで外からかぶされ、前団との差が開いてしまうが、直線で追われると、残り200メートルから一気に伸びる。セーフティーリードを保ったかに見えたブラインドサイドをゴール前でクビ差かわした。
《血統》(父ディープインパクト、母プリンセスオリビア、母の父リシウス)=きさらぎ賞の勝ち馬で、菊花賞に出走予定のトーセンラーの全弟。父は無敗の3冠馬で、トーセンラーもセントライト記念で2着に入っており、中長距離で持ち味を発揮しそう。大舞台向きの勝負強さも備えている。
《課題&将来性》「なかなかハミを取らず、4コーナーで一瞬ヒヤッとした。それでも最後の1ハロンでようやくハミを取り、そこからは凄い勢いだった」と北村宏騎手。遊び遊び走っていて、本気になったのは直線だけ。心身ともに成長すれば、大いに期待できる。
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