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今週の札幌メーンは、真夏の大一番GII札幌記念。最有力候補だった宝塚記念優勝馬アーネストリーの回避で混戦ムードが漂っているが、主役は重賞連勝中の8歳馬キングトップガンになりそうだ。8歳馬が重賞3連勝を果たせば09年のカンパニー以来の快挙。勝てばサマー2000シリーズチャンピオンの座も事実上確定するだけに、気合が入る一戦となる。
もはやフロックでも、勢いだけでもない。8歳にしてこの夏最大の上がり馬だ。完全に本格化したキングトップガンが、北の大地で重賞3連勝の離れ業に挑む。
重賞初制覇となったGII目黒記念は、51キロの軽ハンデ。恵まれたと思われても仕方ない部分はある。しかし、続くGIII函館記念は3キロ増の54キロで堂々たる勝利を飾った。終わってみればまだハンデが恵まれていた印象もあるが、重賞連覇は地力がなければできない芸当。JRAハンデキャッパーの想像を上回る成長を続けているということだ。
「定量戦で相手も強くなって、今回が力試しになるでしょうね。何だかんだいって、前走の54キロも軽かったですから」と野田調教助手は、ハンデ戦ではない今回が試金石と考えている。確かに条件的にはさらに厳しくなるが、最大の強敵アーネストリーが回避したという強い追い風もある。むしろ、充実ぶりを示す好機となりそうだ。
3歳馬や4歳馬なら珍しくない重賞3連勝も、8歳馬が達成するとなれば、09年にGII毎日王冠、GI天皇賞・秋、GIマイルチャンピオンシップと3連勝したカンパニー以来の快挙となる。現在は調教、医療技術や施設面が進歩し、競走寿命が延びているとはいえ、人間でいえば30代半ばあたりに相当するだけに、離れ業といっていいだろう。
状態面も申し分ない。函館記念の直後に札幌へ移動し、予定通りの調整を消化。「レース後に1週間ほど楽をさせて、いいガス抜きができた感じです。大きな上積みはないでしょうけど、前走と同じ状態には持っていけると思います」と野田助手も胸を張る。順調に使っている強みは心強い。
勝てば今年のサマー2000シリーズのポイントが22点となり、チャンピオンの座が事実上確定する。「それはなるようにしかならないでしょう。あまり意識しても仕方ないので、結果的に(王者に)なれたらいいな、という感じです」と野田助手は自然体で挑むが、充実一途の8歳馬が“本物”と“王者”の称号を獲得する可能性は十分にありそうだ。(越智健一)
★今年のサマー2000シリーズ
5戦中3戦を終了して七夕賞、小倉記念を連勝したイタリアンレッドが20点でトップ。函館記念を勝ったキングトップガンが10点で2位となっている。残るは札幌記念と次週28日の新潟記念の2戦で、優勝争いはこの2頭に絞られている。GII1着には12点(GIIIは10点)が与えられるため、今週キングトップガンが勝てば22点で逆転。イタリアンレッドは現在放牧中で新潟記念に出走予定はなく、そのまま王座が確定する。優勝馬の馬主には4000万円、厩舎関係者には1000万円の褒賞金がJRAから贈られる。
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