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天皇賞・春を制したヒルノダムール(栗・昆、牡4)が、凱旋門賞(10月2日、ロンシャン、仏GI、芝2400メートル)の1次登録を行った。4日、昆調教師が明らかにした。「現時点で遠征については未定。宝塚記念、凱旋門賞、来春のドバイなどが(候補に)あるが、来週中にオーナーと相談して、今後のローテーションを決めたい」と語った。
また、昨年の凱旋門賞2着馬で、今年も同レースに登録したナカヤマフェスタ(美・二ノ宮、牡5)は、昨年制した宝塚記念を自重することになった。4日、二ノ宮調教師が明らかにした。昨年のジャパンC14着後に判明した軽い脚部不安は完治し、美浦トレセン近くのドリームファームで調整しているが、目標は仏国遠征で、上半期の日本での出走を見合わせる。二ノ宮師は「(遠征へ)万全を期したいので、じっくり時間をかけ準備したい」と語った。なお、ダービーに挑む僚馬ナカヤマナイト(牡3)も凱旋門賞に登録しており、フェスタに帯同させるプランとなっている。ほかにヴィクトワールピサ(栗・角居、牡4)、エイシンフラッシュ(栗・藤原英、牡4)らも凱旋門賞1次登録を済ませた。
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