中央競馬ニュース

【東京新聞杯】皇成ジャック、万感のV!

 0   0   1,394
シェアする  x facebook LINEで送る
【東京新聞杯】皇成ジャック、万感のV!

 第61回東京新聞杯(6日、東京11R、GIII、4歳上オープン国際、別定、芝1600メートル、1着本賞金4000万円=出走16頭)三浦皇成騎乗の5番人気スマイルジャックが好位追走から力強く伸びて、09年関屋記念以来の重賞3勝目をマーク。コーセイは「自分の初GIは、この馬だと思っている」と大舞台に夢を膨らませた。タイム1分32秒5(良)。1番人気ダノンヨーヨーは出遅れが響き7着、2番人気ゴールスキーは最内枠で包まれたことがこたえて3着に敗れた。

サンスポコムFaceBookへ

 ここならば、戦ってきた相手が違う。そう言わんばかりの力強い走りだった。三浦皇成騎手の必死の右ムチに応え、6歳馬スマイルジャックがハナ差V。09年のGIII関屋記念以来、3つ目の重賞タイトルを手に入れ、再びマイル路線の主役候補へと大きく浮上した。

 「馬が最後、踏ん張ってくれました。ことしが勝負だと思っていたので、いいスタートが切れて本当によかったです」

 これでデビューから4年連続の重賞勝ちとなったコーセイが、胸をなで下ろした。外の(15)番枠から冷静にスタートを決めると、スッと4番手へ。「先週から(東京で)乗っていて、外差しでは届かないと思っていた。いい位置が取れたのが一番です」。馬場状態を頭に入れた積極的な競馬で、パートナーの実力をフルに引き出した。

 冬場のGIIIとはいえ、価値のある1勝だ。昨秋のマイルCSで2、3着だったダノンヨーヨーゴールスキー、昨年の安田記念ショウワモダンといった実力馬が出走。その強敵相手に正攻法で押し切る内容に、「(GIの)トライアルみたいなメンバーで勝てたのは大きいね」と小桧山調教師も手応えを口にしている。

 それはコーセイにとっても同じことだ。昨年の安田記念で3着になるなど、GIを意識させてくれるスマイルに対する思い入れは強い。「今まで乗ってきた馬のなかで、断トツに乗りにくい馬。いろいろとかみ合わないと、きょうみたいな脚は使えない」と評するが、だからこそ乗りがいもある。あとは大舞台で、その力を出し切るだけだ。

 「自分の初GIはこの馬だと思っている。それがかなえばいいですね」と夢をふくらませるコーセイ。もちろん、春の最大の目標は安田記念(6月5日、東京、GI、芝1600メートル)。人馬ともに厚かったGIの壁の撃破に、期待を抱かせる2011年のスタートだ。(越智健一)

 
■人気記事【ジャパンカップ2024】有名人の予想に乗ろう! 徳光和夫さん、霜降り明星・粗品さん、ティモンディ・高岸宏行さん、キャプテン渡辺さんなど多士済々!競馬大好き芸能人・著名人がファイナルジャッジ!

■おすすめ【ジャパンカップ2024】ドウデュースが人気に応えて優勝 大外からの豪脚で他馬をねじ伏せる

■新着記事【ジャパンカップ】入線速報(東京競馬場)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

11月24日()
ジャパンC G1
京阪杯 G3
11月23日()
京都2歳S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

11月17日()
マイルCS G1
11月16日()
東スポ2歳S G2

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
125,050万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 ディープボンド 牡7
75,845万円
4 リバティアイランド 牝4
74,444万円
5 ジャスティンパレス 牡5
68,688万円
6 タスティエーラ 牡4
65,898万円
7 ソウルラッシュ 牡6
60,586万円
8 シャフリヤール 牡6
60,385万円
9 ソールオリエンス 牡4
57,546万円
10 ナムラクレア 牝5
52,463万円
» もっと見る

3歳
1 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
2 アーバンシック 牡3
35,045万円
3 チェルヴィニア 牝3
32,842万円
4 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
5 ステレンボッシュ 牝3
31,177万円
6 アスコリピチェーノ 牝3
26,322万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
17,620万円
9 シックスペンス 牡3
14,087万円
10 ヘデントール 牡3
13,937万円
» もっと見る