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サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で21日夜、サウジC(24日、GⅠ、ダ1800メートル)の公開枠順抽選会が行われた。
日本馬で最初に名前を呼ばれたGⅠ&JpnⅠ4勝ウシュバテソーロ(美・高木、牡7)は、14頭立ての11番枠と外めからのスタート。高木調教師は「後ろから行く馬なので枠はあまり関係ないと思っていました。与えられたところで頑張りたいです」と話した。
昨年のJRA賞最優秀ダートホースであるレモンポップ(美・田中博、牡6)は、内めの3番枠に入った。坂井騎手は「外めの方が良かったですが、与えられた枠でやるしかない。もまれた経験がないですし、かぶせられる形になってどうか」と率直な感想を吐露した。
BCクラシック2着デルマソトガケ(栗・音無、牡4)は、外から2頭目の13番枠。田中助手は「枠にはこだわっていなかったです。ゲートのスクーリングもやっていますし、アメリカの競馬を経験してゲートも速くなりました」と話した。
ひときわトーンが高かったのはUAEダービー、コリアCと海外重賞2勝のクラウンプライド(栗・新谷、牡5)。中ほどの6番枠をゲットし、くじを引いた松田助手は「めっちゃいいですね。狙っていたところです。脚質的にどの位置からでも競馬ができますし、内にも外にも速い馬がいるので組み立てやすい。願ったりかなったりですね。すごくいい仕事ができたと思います」と満面の笑みを浮かべた。
JpnⅠ3勝メイショウハリオ(栗・岡田、牡7)は12番枠。岡田調教師は「いいんじゃないですか。どの枠からでも力が出せるし、もともと枠にはこだわっていませんでした。ここまで完璧な調整ができています」とうなずいた。
また、最有力の一頭であるBCクラシック勝ち馬ホワイトアバリオ(米・RダトローJr、牡5)は最内の1番枠、ペガサスワールドC勝ち馬ナショナルトレジャー(米・Bバファート、牡4)は7番枠に入った。
ゲート番
1番 ホワイトアバリオ(馬番⑭)
2番 アイソレート(馬番⑥)
3番 レモンポップ(馬番⑦)
4番 セニョールバスカドール(馬番⑫)
5番 サウジクラウン(馬番⑪)
6番 クラウンプライド(馬番②)
7番 ナショナルトレジャー (馬番⑨)
8番 ホイストザゴールド(馬番⑤)
9番 ディファンデッド(馬番③)
10番 パワーインナンバーズ(馬番⑩)
11番 ウシュバテソーロ(馬番⑬)
12番 メイショウハリオ(馬番⑧)
13番 デルマソトガケ(馬番④)
14番 カーメルロード(馬番①)
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