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阪神では25日に高松宮記念の前哨戦「第68回阪急杯」が行われる。実力馬vsフレッシュな上がり馬。スピード自慢が顔をそろえており、激戦となることは間違いない。
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ウインマーベルは昨年暮れの阪神Cを5番手から抜け出して快勝し、重賞2勝目をあげた。同じ舞台、斤量を背負うGⅢでは力の違いを見せつけたいところだ。
1週前に美浦Wコースで6ハロン80秒2、ラスト1ハロン11秒7をマーク。「時計的にもずいぶんいい動き。ゲートも安心はできないが、練習では問題ないので」と、深山調教師は好感触を得ている。22年のスプリンターズSでは勝ち馬ジャンダルムとクビ差の2着。ここを勝って〝宮記念〟でのGI初制覇へ弾みをつけたい。
ダノンティンパニーは18年セレクトセール当歳市場で1億6200万円で取引された良血馬だ。OP初戦のLニューイヤーズSは1番人気に支持されたが、スタートで後手に回り、直線では進路を塞がれる不利を受けて5着。力負けでないのは明らかで、スムーズなレースで巻き返したい。
アサカラキングは1勝クラスから逃げ切りで3連勝中と勢いに乗っている。メンバーは一気に強化するが、非凡なスピードは脅威。開幕週の絶好馬場も味方につけて押し切りを狙っている。(夕刊フジ)
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