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【毎日杯】レース展望

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【毎日杯】レース展望

土曜の阪神メインは、3歳重賞の毎日杯(25日、阪神、GⅢ、芝1800メートル)。2021年の勝ち馬シャフリヤールは同年の日本ダービーを制覇。17年Vのアルアインは同年皐月賞を勝った。18年の勝ち馬は同年の有馬記念を勝つブラストワンピースで、クラシック活躍馬だけではなく、のちのGⅠ戦線の活躍馬も出ている出世レースのひとつだ。

実績最上位は、昨年暮れのホープフルS3着のキングズレイン(美浦・手塚貴久厩舎、牡)だ。そのホープフルSでは前が有利な展開の中、後方追走からメンバー最速の上がり3ハロン34秒3の末脚で鋭く追い込んだ。小回りの札幌や広い東京コースでも実績を残していて、コース替わりは苦にしないだろう。脚質に自在性があり、どんなレース展開でも安定して力を発揮できるのは大きな強みだ。

ノッキングポイント(美浦・木村哲也厩舎、牡)の3走前、サウジアラビアロイヤルCは開幕週で内有利の馬場のなか、大外から追い込んだが4着。ジュニアC(6着)もコース替わりで内が有利の馬場となっていて、オープンクラスで敗れた2戦は敗因に説明がつく。母に16年のサンスポ賞フローラSを勝ったチェッキーノを持ち、この時期からの本格化も見込める。改めて重賞タイトル獲得を狙う。

オメガリッチマン(栗東・安田翔伍厩舎、牡)の前走は9頭立ての最低人気ながら2着に激走。中団からしっかりと脚を伸ばす好内容だった。成績からややムラな傾向はあるが、地力はこのメンバーでも劣らないはずだ。


他にも、近親に皐月賞ヴィクトリーなどがいる良血馬セレンディピティ(栗東・音無秀孝厩舎、牡)や、芝1800メートルで2戦2勝のドットクルー(栗東・笹田和秀厩舎、牡)などが名を連ねた。




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