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【日本ダービーの注目点】横山武史騎手が2年前の雪辱狙う! 有力馬多数の関東馬6年ぶりVなるか


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【日本ダービーの注目点】横山武史騎手が2年前の雪辱狙う! 有力馬多数の関東馬6年ぶりVなるか

★今年も横山親子3人がそろって騎乗予定 横山武史騎手は2年前の雪辱なるか

無敗の皐月賞馬ソールオリエンス(牡、美浦・手塚貴久厩舎)は、東京の新馬戦では戸崎圭太騎手が騎乗したが、デビュー2戦目の京成杯、前走の皐月賞では横山武史騎手が騎乗しており、日本ダービーも横山武騎手とのコンビで出走を予定している。横山武騎手は、21年の日本ダービーで無敗の皐月賞馬エフフォーリアに騎乗して2冠制覇を目指したが、勝ったシャフリヤールからハナ差の2着に敗れた。果たして、横山武騎手は2年前の雪辱を果たし、ダービージョッキーの称号を得ることができるだろうか。

今年の日本ダービーには横山武騎手の父・横山典弘騎手がトップナイフ(牡、栗東・昆貢厩舎)、兄・横山和生騎手はベラジオオペラ(牡、栗東・上村洋行厩舎)で参戦を予定しており、昨年に続き横山親子3人がそろって騎乗を予定している。なお、横山典騎手は日本ダービー2勝を挙げており、和生騎手、武史騎手には史上4組目の日本ダービー親子制覇がかかる(※シャザーン(牡、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗予定の岩田望来騎手にも親子制覇がかかる)。

★2週連続クラシック制覇を狙う川田将雅騎手 親子3代制覇がかかるドゥラメンテ産駒にも注目


21日に実施されたオークスは、川田将雅騎手が騎乗した桜花賞リバティアイランドが勝ち、史上17頭目の桜花賞オークス制覇を遂げた。川田騎手は、今週の日本ダービーでは京都新聞杯勝ち馬サトノグランツ(牡、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗する予定だが、オークスに続いて日本ダービーも制すことができるだろうか。なお、同一騎手が同一年のオークス&をダービーを勝てば、2017年のクリストフ・ルメール騎手以来6年ぶり6人目となる。

また、ドゥラメンテ産駒にはリバティアイランドで制したオークスに続く2週連続のクラシック制覇がかかる。日本ダービーには、ホープフルS勝ち馬ドゥラエレーデ(牡、栗東・池添学厩舎)、毎日杯勝ち馬シーズンリッチ(牡、美浦・久保田貴士厩舎)が出走する予定だが、今週もクラシックを制すことができるだろうか。なお、ドゥラエレーデシーズンリッチは祖父キングカメハメハが04年、父ドゥラメンテが15年の日本ダービー馬で、勝てば史上初の親子3代日本ダービー制覇となる。

★クラシック完全制覇に挑む手塚貴久調教師 連覇を狙う友道康夫調教師も参戦

皐月賞ソールオリエンス(牡)を管理する手塚貴久調教師(美浦)には、史上5人目のクラシック完全制覇がかかる。手塚調教師はこれまでに3頭の管理馬を日本ダービーに出走させてきたが、20年ワーケアの8着が最高成績となっている。クラシックを完全制覇した調教師は尾形藤吉元調教師、田中和一郎元調教師、藤本冨良元調教師、武田文吾元調教師の4人だけだが、手塚師は日本ダービー初勝利を挙げ、クラシック完全制覇の偉業を成し遂げることができるか。勝てば、手塚師はグレード制が導入された1984年以降で22人目のJRA・GI通算10勝となる。

また、昨年の日本ダービードウデュースで制した友道康夫調教師(栗東)には、史上初の日本ダービー連覇がかかる。友道調教師は現役最多の日本ダービー3勝を挙げており、今年も勝てば歴代単独2位の4勝目となる(※歴代1位は尾形藤吉元調教師の8勝)。友道師は、京都新聞杯の勝ち馬サトノグランツ(牡)、皐月賞6着のシャザーン(牡)を登録しているが、今年も日本ダービーを制すことができるだろうか。

★初挑戦の久保田貴士調教師 シーズンリッチパクスオトマニカの2頭を登録

毎日杯を制したシーズンリッチ(牡)、プリンシパルS勝ち馬のパクスオトマニカ(牡)を登録している久保田貴士調教師(美浦)は、開業21年目で日本ダービー初挑戦となる。初挑戦の調教師が勝利を挙げれば、07年の角居勝彦元調教師(ウオッカ)以来16年ぶりとなるが、2頭出しで挑む久保田調教師の日本ダービー初挑戦はどのような結果になるだろうか。なお、久保田師はJRA通算489勝、JRA・GI2勝を含むJRA重賞10勝を挙げている(※いずれも5月22日現在)。また、シーズンリッチには戸崎圭太騎手、パクスオトマニカには田辺裕信騎手が騎乗する予定となっており、パクスオトマニカが勝てば、プリンシパルS出走馬初の日本ダービー制覇となる。

★6年ぶりの日本ダービー制覇がかかる関東馬 今年は関西馬上回る11頭が登録


今年の日本ダービーには、関東馬11頭、関西馬8頭の計19頭が登録している。日本ダービーで関東馬の出走頭数が関西馬を上回れば1989年以来34年ぶりで、フルゲートが18頭になった92年以降では初めてのケースとなる。日本ダービーでは18年から関西馬が5連勝中で、関東馬には17年レイデオロ以来6年ぶりの勝利がかかるが、今年の日本ダービーはどのような結果になるのだろうか。

皐月賞17着からの巻き返しを狙うホウオウビスケッツ(牡)を登録している奥村武調教師(美浦)には、JRA・GI初制覇がかかる。奥村武師は5月22日現在、JRA調教師リーディングで関東4位(全国11位)となっており、今回が日本ダービー初挑戦となるが、JRA・GI初勝利を日本ダービーで挙げることができるだろうか。

ホウオウビスケッツはデビューから2戦連続で逃げ切り勝ちを収め、スプリングSでは3番手からレースを進めて2着、皐月賞では先行集団を見ながら5、6番手を追走したものの失速して17着に敗れた。今回は日本ダービー初騎乗となる丸田恭介騎手が騎乗する予定だが、今回はどのような戦法で挑むのだろうか。

このニュースへのコメント

奴億万56|2023年5月23日 20:47 ナイス! (1)

初もの尽くしの結果になりますように。

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