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橋田満調教師は最後まで〝馬ファースト〟 期待馬ぞろいのラストウイーク

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橋田満調教師は最後まで〝馬ファースト〟 期待馬ぞろいのラストウイーク

今週の開催をもって、東西合わせて5人の調教師が定年、引退を迎える。管理馬のデータ管理にいち早くパソコンを用いるなど革新的な方法を取り入れた橋田満調教師(70)=栗東=は、10頭がスタンバイ。白星を挙げ、自らのラストウイークに花を添える。



JRAのGⅠで11勝を挙げた名伯楽が、ターフに別れを告げる。長らく調教師会会長を務めた橋田調教師は、40年のトレーナー人生を「幸せでしたね」と簡潔に、充実した表情で振り返った。中山記念に登録していたスカーフェイスは、熟慮の末に回避を決定。「間隔が詰まっているからね」と〝馬ファースト〟の姿勢を最後まで貫いた。

1973年の天皇賞・春を制したタイテエムなどを管理した父・俊三元調教師の姿を見て、競馬の世界へ。騎手候補、調教助手として父の厩舎に所属したのち、調教助手を経て、85年に厩舎を開業した。99年にアドマイヤベガ日本ダービーを制覇するなど、23日現在JRA通算743勝。開業当初からパソコンで馬のデータを管理するなど先鋭的な手腕を発揮し、2019年にはディアドラで英GⅠナッソーSを勝って世界にその名を知らしめた。


そんなトレーナーとしての歩みも今週まで。計10頭の出走で、調教師人生の幕を下ろす。土曜小倉9Rのスリーアイランドは、前走の未勝利戦を3馬身差で快勝。「勝ち方が良かった。状態は変わらずいい。同じ小倉で楽しみ」と期待する。日曜小倉9Rのスズカキングは「前走がいい競馬だった。道中で上がっていく形で行けたら」。日曜中山10Rのタイキスウォードは2走連続3着で、「安定して走っている。展開ひとつでチャンス」と意気込んだ。ラストウイークに白星を挙げ、有終の美を飾る。(丸橋正宣)

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