中央競馬ニュース

【中山記念】ソーヴァリアント破格のラスト11秒2 大竹師「いい状態で送り出せる」

 0   3   1,800
シェアする  x facebook LINEで送る
【中山記念】ソーヴァリアント破格のラスト11秒2 大竹師「いい状態で送り出せる」

調教開始時の気温が氷点下4度と厳しい寒の戻りに見舞われた美浦トレセン。その中でも〝春〟の訪れを隠し切れない馬がいた。ソーヴァリアントがWコースで破格の伸び脚を披露。大竹調教師は顔をほころばせた。

「めりはりが利いて動きは良かった。フィジカルも高い次元で維持できている。いい状態で送り出せると思います」

この日は実戦を想定する形で僚馬2頭を追走。軽く促されただけで、末脚が一気にはじけた。中ヒラボクアルセウス、外タイキラフター(ともに未勝利)を2馬身突き放してゴール。ラスト1ハロン11秒2(6ハロン84秒3)はこの日の美浦Wコースに入った延べ580頭中最速だった。16日には一番時計のWコース6ハロン79秒1―11秒7をマークしており、調教評価は飛び切りの『S』。早くも満開ムードだ。

一昨年のチャレンジCを3馬身半差で圧勝。昨年は大舞台での活躍が期待されたが、トラブルに見舞われ続けた。中山記念に向けての調整中に右後肢を骨折し、復帰戦の産経賞オールカマーは心房細動でまさかの最下位13着。しかし、鹿毛のオルフェーヴル産駒は力強く再起した。早めに抜け出す横綱相撲でチャレンジCを連覇。ルメール騎手は「GⅠレベルに行ける」と能力を高く評価した。


キャリア11戦は全て2000メートル以上で、1800メートルは初出走。指揮官は「メンバーも一気に強くなるのでこの間のような競馬ができるか」と前置きしつつ、「距離適性だけならむしろいいかと思います」と克服に自信を示した。

ここで好結果を出せば、大阪杯(4月2日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)がはっきりと視野に入ってくる。「以前は気持ちが盛り上がるところがあったけど、年齢を重ねてどっしりしてきた」とトレーナー。精神的にも充実期に入ったソーヴァリアントが、GⅠホース3頭に挑戦状をたたきつける。(漆山貴禎)




この記事はいかがでしたか?
ナイス (3)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る