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3連勝でジャパンCを制したヴェラアズールは、芝に転じてから6戦全てで最速の末脚を発揮。抜群の適性と充実ぶりを披露している。大きなダメージはなく、中間は短期放牧をはさみ順調な調整過程。渡辺調教師は「夏を越して帰ってきてすごく良くなったし、いろいろ、かみ合ってきました」とうなずいた。
ディープボンドは、凱旋門賞(18着)からの帰国初戦。同様のローテーションで臨んだ昨年は2着に好走している。谷口助手は「疲れや精神的にどうかと思っていましたが、そういうところは一切、見せていません。雰囲気は相変わらずいいし、脚の軽さがあります。不安材料はありません」と状態に胸を張る。
菊花賞2着ボルドグフーシュは、最後の有馬記念となる福永騎手との新コンビで挑む。初の中山への対応が鍵になりそうだが、スタミナが生きるタフな展開ならチャンスは膨らむ。宮本調教師は「菊花賞の後も疲れを見せていません。1週前の時計は良かったし、追い切り後も変わりなくきています。相手は強いけど、どこまでやれるか」と期待する。
大阪杯勝ちのポタジェは、天皇賞・秋13着からの巻き返しを狙っている。友道調教師は「しっかりと負荷をかけてきて、使いつつ良くなってきていると思うよ。コーナーが6つあって、脚がたまりやすいので距離は大丈夫だと思う。内々でコースロスなく運べれば」と語った。
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