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先週メイン、マイラーズCの勝ち時計は1分31秒5。改修前のレコードに0秒2迫る好タイムだった。
今週は土曜に降雨の予報が出ているものの、天皇賞(春)の前にはやみそう。水捌けの良さを強化した新しい京都なら、比較的良好な馬場での施行を想定できる
道悪の得手不得手で、序列の付け方も変わってくるため、馬場の良し悪しはレース前まで注目したいところ。
ここでは稍重から良の想定で、話を進めたい。データは、阪神開催を除く過去10年分を使用する。
逃げた馬の成績は【1-0-0-8】。勝利を収めたのは、2016年のキタサンブラックで、それ以外に馬券内へ走った馬はいない。
長丁場なので、緩めのペースが多く、その点では前を行く利点が大きい一方、引きつけすぎると、平坦の直線でキレる馬に捉えられる。逃げる馬に乗る騎手は手腕を問われる一戦。
京都芝3200mは、向こう正面からスタートし、初めのコーナーまで417m。3コーナー手前のアップダウン以外は、ほぼほぼ平坦のレイアウト。
隊列決定後は淡々としたペースとなり、レースの動き出しは2度目の坂付近がセオリー。
ただ、19年、20年に連覇を達成したフィエールマンの上がりが各々34秒5と34秒6なのに対し、13年の勝ち馬フェノーメノの上がりは、出走馬中最速ながら36秒2。
逃げ馬の作るペース次第で、求められる適性がまったく別物のレースになる。
今年は、アフリカンゴールド陣営が逃げ宣言を出しているが、8枠17番。阪神開催の昨年、逃げて勝ったタイトルホルダーは2枠3番。
アフリカンゴールドはテンの速い馬ではなく、逃げたらスローに落としたい馬。
キレ勝負に不向きなタイトルホルダーが楽に逃がすとは思えず、スタートさえ決まれば主張するとみたい。
タイトルホルダーが、ハナを切って凡走したのは、凱旋門賞帰りで万全ではなかった有馬記念のみ。
有馬記念を除く、芝2500m以上で逃げたレースの着差に注目したい。
21年菊花賞 -0秒8
22年日経賞 -0秒1
22年天皇賞(春) -1秒1
23年日経賞 -1秒3
唯一、辛勝となった昨年の日経賞のラップは以下のとおり。
6.9 - 12.0 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 13.4 - 13.4 - 12.8 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.2 - 11.8
タイトルホルダーの圧勝するレースは、残り6ハロン付近からラップを加速させている。
昨年の日経賞も、同様のラップ構成ではあるものの、その前の6ハロンすべてが12秒台後半~と道中のペースを緩めすぎている。
昨年の天皇賞(春)のラップと比較してみる。
12.7 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.2 - 12.8 - 13.3 - 12.9 - 12.3 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.7 - 13.2
日経賞から大幅な距離延長ながら、テンの1ハロン以外で、道中12秒台後半~のラップは3つしかない。
瞬発力勝負は分が悪く、スタミナで圧倒したいタイプなので、楽にハナを切れたからといって、自分にとって楽なペースで運ぶと、かえって自分の首を絞めることになる。
まして、今回は直線が長く、平坦の京都なので、引きつける逃げだと厳しい。如何にペースメイクするかが鍵。
和生騎手とタイトルホルダーがコンビを組み、初めて逃げたのが昨年の日経賞で、次走が昨年の天皇賞春にあたる。
そこで特質を掴んだ和生騎手であれば、当然今回も後続の脚を削る展開を作るはず。
軽い芝、かつ平坦の京都とはいえ、前半の入りが速いと、前述した2013年のように上がりはかかる。
消耗戦の流れのなか、差し脚を伸ばせる馬を狙いたい。
◎ボルドグフーシュ。前走の阪神大賞典は超スローでキレ負けも、昨年は菊花賞2着、有馬記念2着の内容から、持久力を活かしたいタイプで、タイトルホルダーが作る展開がプラスになる。
○タイトルホルダー。阪神か、京都なら、阪神の方がいいものの、スタミナはメンバー随一。後続の脚を削る流れさえ作れるなら、簡単には捕まらない。
▲ディープモンスター。タイトルホルダーが圧勝した菊花賞で5着。インベタ、直線まで死んだふりからの一発に期待。
馬券は◎○で2頭軸を組む3連複、相手は1.2.7.9.12。
(文・垣本大樹)
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